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神奈川県の西部にある「小さな町」で暮らす私777>日々の生活の様子、見たこと、感じたこと、思ったことを綴っていきます。

長いタイトルの本~~読みました(苦笑)

2021-02-06 | 本と雑誌
晴天で日差しがまぶしくて暖かい日~~♪
夫は、菜園へ行きました~~夏野菜の植え付けの準備だそうです。
なので、きょうもお弁当を作ってあげました(笑)
    

私は、読書~~♪

タイトルの長い~~~本です(笑)
「色彩を持たない 多崎つくると、彼の巡礼の年」  村上 春樹 著
      

あまりにも有名な村上春樹氏~氏の本は数冊しか読んだことはありませんが、その本より「読みやすかった」と思いました(笑)

『 主人公の「多崎 つくる」は、小さいころからの夢だった「鉄道駅」を作っています。
彼の生き方に影響を与える人たちは、すべて「名前に色」が入っているのです。
「赤・青・白・黒・灰色・緑」・・・彼には色がない・・・。

名古屋の高校時代に彼を含む5人で「完璧な調和を成す関係」を作り上げていました。
が、彼が大学2年の夏、突然に理由も告げられずに4人から「絶縁」を言い渡されます。

わけも分からず生きがいを失い、死の淵をさ迷い、漂った一年・・・、
ようやく前に踏み出した彼に、新しい年上の恋人ができました。
そして、彼女は「あの時のことを、きちんと突き止めないと貴方は生きていけない」と、真相を突き止めるようにアドバイスをされます。』

読んでいて、
色が無い・・・名前に色がついてないだけでなく、彼そのものに色が無いのだと感じました。
その人の持つ個性や特性が、色という表現になっているのだと思いますが、彼はあまりにも「きちんとした人間」なのです(苦笑)

「いい人過ぎて」面白みがない・・・と、言ってしまえるほど・・・(私の言い過ぎかな?=笑)

村上春樹氏の本って、読んだ後にどう表現したらよいか、言葉を探すのが難しい本が多いと聞きますが、多分これもそうだと思います。
読後感は悪くありませんでした。