Liu Xiang Tea Salon

「リュウシャンティーサロン」での中国茶・台湾茶のレッスンの様子、季節ごとのインテリアの設えなどを綴っています。

薄茶と濃茶の淹れ方~茶芸披露~のご報告

2012-02-14 | JCCA
NPO法人 中国茶文化協会主催の中国茶研究会、
「薄茶と濃茶の淹れ方~茶芸披露~」を開催致しました。

会員、非会員とさまざまな方にお越し頂き、ほぼ満席で開催することができました。

前半は私が「薄茶と濃茶の淹れ方」の講義を致しました。
皆様、普段意識してお茶の”濃さ”を変えて飲むということをされていない方が多かったようで、
興味深く聞いていただけたようでした。



後半は3名の留香茶芸上級茶芸指導講師による茶芸披露。

最初に、様々な思いを込めた「慶重」をテーマにしたコーディネートで、
重箱を使った興味深い「薄茶点前」を披露。
黄茶の「蒙頂黄芽」を楽しんでいただきました。
黄茶は初めてという方もいらっしゃり、黄茶独特の味わいを楽しんでいただきました。



次に「やすらぎの青葉」をテーマにしたテーブルコーディネートで「濃茶点前」を披露。
台湾烏龍茶の「福寿山高山茶」をもてなしました。
香高い優雅な香りが長く楽しめ、上品な味わいも感じられるお茶です。
やすらぎを感じていただけたのではないでしょうか。



最後に、春がすぐそこに感じられる「春よ来い!」をテーマにした温かみのあるテーブルコーディネート。
「工夫点前」で武夷烏龍茶「半天腰」を味わっていただきました。
このお茶は焙煎香もありますが熟した果物の香りも高く、しっかりとした味わいのお茶。
「工夫点前」で余韻も楽しんでいただけたのではないでしょうか。



参加された皆様には、少しでもお茶を淹れるときのヒントになったのなら嬉しく思います。
またどこかでお目にかかれる日があればいいですね。
ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。


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