Liu Xiang Tea Salon

「リュウシャンティーサロン」での中国茶・台湾茶のレッスンの様子、季節ごとのインテリアの設えなどを綴っています。

鳥籠とプラナカンのお皿

2017-05-28 | Interior
しばらく続いた雨も上がり今日は快晴の香港。
5月も残すところあと3日となりました。

今月、竹の鳥籠に飾っていたお皿は、
シンガポール時代に出会った
プラナカンのお皿。

プラナカン文化は15世紀後半から発展した
中国やマレー文化とヨーロッパの文化をミックスさせ、
マレー半島やシンガポールで
独自の生活スタイルを築いた歴史があり、
シンガポールのプラナカン博物館では
プラナカンの人々の生活や文化が詳しく紹介されていて、
豪華な調度品は圧巻です。

昔、シンガポールのホランドビレッジで
閉店セールをしていた食器屋さんで出会った
思い出のお皿。

飾ってみると、竹の鳥籠のサイズにピッタリだったところも
私の心をくすぐりました(笑)






ランタオ島の茶樹

2017-05-27 | Others
中国茶倶楽部、池谷先生のお茶会に参加させて頂きました。

そこで淹れてた頂いたお茶は、
なんと香港のランタオ島の茶樹から作られた貴重な普洱茶。

ランタオ島には、大仏様にお参りに何度か訪れたことがあります。
そこから心経簡林に行く途中に茶樹があり、
どうしてそこに茶樹があるのかずっと気になっていたのですが、
今回の普洱は、その茶樹から十年ほど前に茶摘みをして
製茶をされた普洱茶とのこと。



昔はそこの茶樹から、
緑茶や烏龍茶なども造られていたそうですが、
今はもう製茶はされておらず、
野生の茶樹になっているそうです。



あの茶樹から造られた普洱かと思うと感慨深く、
大変嬉しくて、
このような貴重なお茶に巡り合う機会に恵まれたことに感謝。

お湯だしと水だしの両方を味わえた
わたあめ鉄観音も、
不思議なほどわたあめのような甘い香りが面白く、
美味しく楽しく頂きました。

お茶のご縁に感謝。



写真は以前ランタオ島の茶園を訪れたときに撮影したものです。




廬山雲霧

2017-05-21 | Tea Leaf/Tableware
江西省の緑茶、廬山雲霧。
中国十大銘茶のひとつですが、
香港ではなかなか手に入らない貴重なお茶です。

今年は、春の製茶の旅に私は残念ながら行けなかったのですが、
茶友が廬山雲霧を作る茶農家で製茶をした貴重な明前茶を頂き、
5月のクラスでは何度か、
同じ条件で美味しく淹れて、飲み比べをしました。



同じ茶葉から同じように製茶をしても、
人の手による製茶の作業で作り出されるお茶は、
それぞれに味が違っていて、
その人の人柄が思い出される味に仕上がっているから面白い。



どれにも共通した味わいは、
茶友の優しさが感じられる、甘みとまろやかさでした。

貴重なお茶を頂き、茶友に心より感謝。








茶箱と鳥籠と急須と

2017-05-15 | Interior
写真の茶箱はとても思い出深い茶箱です。

この茶箱との出会いは、
シンガポールに住んでいたころ、
日本の雑貨やアンティークを扱うお店で出会いました。

それから雑多だけれど豊富に布地を扱うローカルの布屋さんで、
このチャイナ柄の生地を購入。

そしてカルトナージュして仕上げてもらったもの。

今月はティーマットもお揃いで。

お気に入りの鳥籠ともよく合います。




インテリアとテレビと茶器

2017-05-05 | Interior
これまで、大型テレビはインテリアの邪魔になるし、
無駄に電磁波を浴びたくないし、
そもそもテレビを見ないので、
オーディオルームがあるのなら話は別だけれど、
リビングに大きなテレビは敢えて
置きたくないと思っていました。

ところが夫がパーティーで1等を引き当てて、
我が家に大型テレビがやってくる羽目に(泣)

写真のように茶器を飾るスペースも狭くなり
ブツブツ言っていた私。

しかし映画を観てみると、
画像が綺麗で観やすく、すこぶる快適(笑)
インテリアにも意外と馴染んでいる。
試してみるのも悪くはなかったかな(笑)

インテリアとお茶

2017-05-03 | Interior
リューシャンティーサロンを始めてから9年、
ずっとしていること。

それは毎月、インテリアを少しづつ変えて
季節の変化を楽しむ空間を作ること。

日本のように四季をあまり感じない香港でも
これは続けています。

この時期のインテリアはクリスマスのそれにつづき、
とてもお気に入りの季節です。

先日バスに乗っていた時に、新緑の綺麗な木々が美しくて、
今年もまたこの季節がやってきたなーと、
新緑をイメージしたインテリアへの模様替えにワクワクしました。

昨年→☆を思い返し今年はどうしようかなと考えて、
やはりテーマは新緑しか思い浮かばない(笑)
だって生命の息吹を感じる美しい季節だから。

レッスンの準備で一番楽しいのが、
実はこのインテリアを考える事かもしれない(笑)

いつか、インテリアとお茶のクラスができたら楽しそうだなー。