Liu Xiang Tea Salon

「リュウシャンティーサロン」での中国茶・台湾茶のレッスンの様子、季節ごとのインテリアの設えなどを綴っています。

鏡のちから

2012-05-31 | Interior
Liu Xiang Tea Salonにやっと鏡が設置できましたん♪

鏡を壁面に加えることによって、光の反射があり空間が明るく広くなりますね。
鏡は風水でも豊かな幸運を作り出すといわれて、とても良いものとされています。



なかなか思う鏡と鏡やさんが見つからず時間がかかりましたが、
良い鏡やさんに出会いやっと事が運びました。

この地へ来て1年と半年が経ちました。
まだまだ手つかずのことが色々とありますが、
ゆっくりと手を加えてゆきたいと思います。

皆様お越しになった際には、よ~くお顔をご覧いただけますよ!(笑)


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今日のコーディネート~工夫点前~

2012-05-28 | Lesson View
今日のAdvanced Course工夫点前での、
生徒さんの素敵なコーディネートに思わずシャッターを切って。

生徒さんがご自分で描かれた墨絵をコーディネートに。
季節を感じさせる”紫陽花と雨”の様子が素敵。



このあと白玉杯に注いだ「蜜蘭香単欉」の茶湯が、
テーブルにきれいな"色"を添えていました。


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新茶「獅峰龍井」毎日の味わいの違い

2012-05-24 | Tea Leaf/Tableware
今週の講義中のお茶は、
新茶「獅峰龍井」を私が淹れて、生徒さんに楽しんでいただいています。

湯を注ぐと柔らかい甘みが上品に広がり、思わず顔がほころんでしまうような香。
特徴的な豆の香り、新茶らしい爽やかで透きとおるような新鮮な味わいのお茶。



今週は毎日同じようにこのお茶を淹れています。
ほんのほんのわずかなのですが、微妙に甘みが強く感じられる日、少ない日、
苦味がほんの少し多く感じられる日、少ない日など、
毎日淹れていると感じる味の違いがあります。

本当はその違いがほんのわずかであってもあってはならないのですが、
ぬるいのがお好きな方に低い湯の温度を更に低くしてみたり、
濃い目が好きな方には茶葉の量をわずかに多くしたりと、
ほんのわずかなのですが、生徒さんの好みを少し考えて淹れていると、
すこしづつ味の違いを感じたりします。
まだまだ私も修行が足りないなーと思いつつ、
毎日、針の先ほどの違いをひそかに楽しんでいます。

明日はどんなお茶にしよう。
どんなお茶になるのだろう。

そのお茶本来の最高の味(真香真味)を引き出すのはもちろんなのですが、
相手のことを考えて淹れるお茶もまた違った味わいが楽しめます。


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茶神 陸羽

2012-05-21 | Lesson View
東京では金環日食がきれいに見えました!
ニュースで中国の福建省でのきれいな映像も流れていましたが、
みなさんどうだったかな。


さて今日は茶神 陸羽について。
唐代に生まれ、お茶のバイブルともいわれる「茶経」を著した陸羽。

「茶経」は多くの人々に研究されています。
その内容を読み解くのは難しいですが、
現代にも通づるお茶に関するたくさんのことが書かれています。
この時代に細かすぎるぐらいの様々なことを著しており、
読み進めると、しみじみと感心してしまいます。

陸羽のについてはAdvanced Course(アドヴァンスコース)で詳しくお話ししています。

唐代にも金環日食見えたかな?




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急須の選び方

2012-05-18 | Lesson View
Intermediate Course(中級)の急須の選び方の講義では、
良い急須はもちろんですが、悪い急須、おもしろい急須、偽物の急須などさまざまな急須もご覧いただいて、
良い急須を選ぶポイントをお話ししています。

この講義で色々な急須をご紹介していると、
よく「急須を何個持っているのですか?」と聞かれますが、
数えたことがないので私にも分かりません(笑)。

急須を学ぶと奥が深く、難しいのですが、
お茶の味を左右するおもしろい茶道具です。




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グリーンネックレス

2012-05-15 | Others
母の日に娘が選んでくれたお花は
「グリーンネックレス」。



私の好みをちゃんと心得ている娘に少し驚き、
電車でお花屋さんへ行って一生懸命選んでくれた気持ちが
とっても嬉しかったです。

下の娘の作ってくれたかわいい「鳥」も一緒に。



週末はお茶ではなく、
娘たちの気持ちに心がほっこり温まりました。


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緑茶を美味しく淹れる急須

2012-05-10 | Tea Leaf/Tableware
ゴールデンウィーク明けの今週はお茶の産地へ旅行をされた方も多く、
皆様の旅行のお話などを聞きながら
毎日レッスンを楽しませていただいております。

新茶の季節、緑茶を飲む機会も多いかと思います。

緑茶を淹れるときは、
ガラスまたは磁器の蓋杯や急須、
もしくは宜興の急須であれば段泥や緑泥の硬い急須で淹れると
散熱が早く、渋みが出にくくなり美味しく淹れることができます。




白い磁器の小壺で緑茶「信陽毛尖」を味わって。

急須の”流”(注ぎ口)が鳩の形に似ているので、
鳩の口という意味の「鴿嘴(カーチュイ)」という流の形。
なんだか急須が白いハトにも見えてきます。

「信陽毛尖」は河南省の焙青緑茶。
Advanced Courseでは緑茶についての詳しい講義もしております。


皆様ぜひ色々な中国茶を、茶道具も一緒にお楽しみいただければと思います。


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唐代の飲茶法

2012-05-07 | Others
「柴又」を散策してきました。

日本の昔ながらの町並みや日本建築が心地良かったです。
美しい庭園や、すばらしい床柱、色々楽しめました。
以前から欲しかった江戸切子も素敵なグリーンを見つけて♪





帝釈天の彫刻も立派ですが、
帝釈堂彫刻ギャラリーの彫刻の数々、素晴らしかったです。




その中で「病即消滅の図」に描かれている薬を煎じている様子。
唐の時代の飲茶法、「煮茶」の工程の一つ、固形茶葉を細かくする「碾茶」によく似た姿です。



Liu Xiang Tea Salon(リュウシャンティーサロン)のAdvanced Courseでは
中国茶の飲茶の歴史についても詳しくお話しいたします。

唐の時代に思いを馳せて。


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太平猴魁

2012-05-05 | Tea Leaf/Tableware
夫が頂いてきたお茶を珍しく淹れてくれるというのでふと見ると、
安徽省黄山の緑茶「太平猴魁」でした。

番茶を淹れるように熱い湯でジャブジャブと淹れている姿を見て、
知らないっていいな~と逆に感心してしまいました(笑)。

このお茶はLiu Xiang Tea Salonで取り扱う数あるお茶の中でも、
かなりお値段も良いお茶です。

新芽を包むように一葉と二葉を重ね合わせ、一枚一枚茶葉を並べ、
表面に網目の模様をつけるのが特徴のおもしろいお茶。
この工程作業を考えると値段が高くなるのも納得のお茶です。



夫の淹れてくれた「太平猴魁」は予想通り渋みの強いお茶となってしまい残念。
気を取りなおして低温でじっくりと丁寧に淹れてみました。

焙青緑茶の特徴的な香と味、まろやかな甘みの奥に、渋みと苦味もしっかりと併せ持ち、
さわやかな風を感じるような、心地よい気持ちにさせてくれるお茶でした。


「やっぱりちゃんと淹れると美味しいね~」と夫。
分かっているのかいないのか。
美味しかったのなら良かった!(笑)


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