Liu Xiang Tea Salon

「リュウシャンティーサロン」での中国茶・台湾茶のレッスンの様子、季節ごとのインテリアの設えなどを綴っています。

今月の点心

2016-07-28 | Sweets
今月の点心のひとつ、
日本からのお土産で頂いたみすず飴と
手作りのアーモンドキャラメルクッキー。

日本の和菓子はやはり美味しいなーと
しみじみかみしめながら頂いたみすず飴。

アーモンドキャラメルクッキーは
深圳、臻味茶苑での小暑茶事で頂いたお菓子がとても美味しくて、
真似して作ってみました。





金駿眉

2016-07-22 | Lesson View
紅茶のクラスで、贅沢な金駿眉の飲み比べをしました。

昨年訪れた武夷山桐木で生産されている金駿眉。
この地区は国家級の自然保護区に指定されていて、
一般の方は入ることができない茶区です。

その金駿眉を開発した梁駿徳先生。
金駿眉が作られるようになった貴重な生い立ちを伺いました。
金駿眉の駿の字は、
梁駿徳先生の一文字から名付けられたそうです。

金駿眉は梁先生の故郷、
自然保護区武夷山桐木で作られるとても高価な紅茶です。
1斤(500g)の金駿眉を作るのに60,000もの新芽を
ひとひとつ手で摘むそうです。

今ではあまりに人気の紅茶となり、
たくさんの様々な金駿眉と名の付くお茶が売られています。
梁先生の金駿眉といくつかの金駿眉の飲み比べをしてみました。



乾茶だけを見ると、
金毫(新芽がオレンジ色)で良質に見える金駿眉もありましたが、
飲んで見ると味の違いは歴然。

こんなにも渋みがなく、まろやかで、
主張しすぎないけれど奥行きのある味わいの紅茶。

梁先生の金駿眉、忘れられないお茶となりそうです。



小暑茶事@深圳

2016-07-08 | Others
茶博覧会の夜は、
深圳の臻味茶苑にて
荷香茶韻・小暑茶事と題した茶会に参加させて頂き、
臻味茶苑の呂老師にお茶をご紹介頂きながら
新茶や貴重なお茶を堪能させて頂きました。


〇7月2日
1.阿里山茶:標高1600mのウンカが噛んだ伝統烏龍茶


2.阿里山茶:標高1800mで68時間焙煎の高山茶


3.大禹嶺茶:標高2600mで48時間焙煎の高山茶

4.2016年普洱生茶:臻味茶苑の呂老師による手書きの包装紙


5.2016年刮风寨普洱生茶

6.1985年鉄羅漢:炭火で焙って淹れて下さいました


〇7月3日
1.梨山高山茶:標高2600mの高山茶
2.紅水烏龍茶:2016年、焙煎70時間
3.木柵鉄観音:蝦の眼と言われる乾茶の形が小さい木柵鉄観音
4.2016年普洱生茶:臻味茶苑の呂老師による手書きの包装紙
5.2016年刮风寨普洱生茶
6.2016年班章:標高1800mの高山で栽培される高価な普洱生茶
この日は留香茶藝からも淹れ手となり、貴重なお茶を堪能。



茶会が始まるまでのひととき、
李宗師が工夫点前で淹れられたお茶も頂きました。



そして四老師、
福:葉榮枝老師(香港)
禄:呂禮臻老師(台湾)
寿:李自強老師(シンガポール)
禧:蕭慧娟老師(マレーシア)
四老師監修の2016年福禄寿禧。


茶葉は2015年の困鹿山の普洱生茶です。


すばらしい茶会を開催下さった老師方に心より感謝致します。





The 12th International TEA EXPO at Shenzhen

2016-07-07 | Tea Expo
再び、第12回中国国際茶産業博覧会が深圳で開催されました。
第8回→☆、第9回→☆、第10回→☆、第11回→☆
に続き参加してきました。

今回は日本からの茶友も一緒に参加したので、
賑やかで楽しい博覧会となりました。

今回も茶空間設計展がありました。
留香茶藝の李宗師が担当された「菊」をテーマにした茶空間の設え。
 

茶友と一緒に別の茶空間でお茶を頂きました。
樹齢100年以上の茶葉で作られた、
亭主のお勧めの生普洱を注文。
今年の普洱ということでまだまだ青いでしょうと思いましたが、
飲んでみると甘みがあり、
今年のものとは思えないお味に驚きました。
木の床に正座という設えは、
あぐらをかきづらい日本人にとっては
少々足が痛かった...(笑)


李宗師は茶芸師コンテストの審査、
国際茶器フォーラムでの論談、
国際武林斗茶大会での審査と
毎日イベントでお忙しそうでしたが、
今回は茶友と一緒だったので、
イベントを見るというよりお茶を飲んだり、
買い物の時間を楽しみました。

次回の深圳での国際茶産業博覧会は
12月16日~19日です。