星槎教育研究所ブログ★相談員の部屋

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小学校のユニバーサルデザイン

2007-08-03 19:12:54 | SFS【星槎教育研究所】
「ユニバーサルデザイン」とは、
ユニバーサル(普遍的)という言葉が示すように、
あらゆる年齢や性別、体型、障害の有無・レベルにかかわらず、
できるだけ多くの人が使いやすいようにデザインすること。

障壁を解消するという「バリアフリー」から一歩進んだ発想。

この考え方は、
ノースカロライナ州立大学のロナルド・メイス氏によって明確にされ、
7つの原則が提唱されています。
 ◇◇
ユニバーサルデザインの7つの原則
1. 誰でも使えて手にいれることが出来る(公平性)
2. 柔軟に使用できる(自由度)
3. 使い方が簡単にわかる(単純性)
4. 使う人に必要な情報が簡単に伝わる(わかりやすさ)
5. 間違えても重大な結果にならない(安全性)
6. 少ない力で効率的に、楽に使える(省体力)
7. 使うときに適当な広さがある(スペースの確保)


この考え方は、インクルージョン教育に通じるます。
インクルージョン教育を行ううえで必要な考え方でしょう。

 ★
さて、先日訪問した学校は UDのモデル校でした。

段差がない上、校内の廊下にも点字ブロックがありました。


また 各教室入り口にかかっている教室名をあらわす札は
全部生徒手描きのイラスト入りでほのぼの・・・・


トイレのスリッパには番号がふられ きちんと並んでいました。


校長室の前には 先生が作った昆虫クラフト。
校長室前で立ち止まる生徒が多くいます。
(ADHDの男の子たちにはたまりません・・・)


他にも 教室で小動物が飼われていたり
楽しい掲示物があったり・・・

いきいきとした子どもたちの様子が浮かんできました。

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