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紺青小鉢

ミニマムな和の空間で、日本の伝統文化を再発見

くず餅プリン

2008年03月14日 | 和菓子・J-FOOD!
香ばしいきな粉に咳き込みそうになりながら、その上にたっぷりと黒みつをかける。下からすくいあげるようにすると、黒みつときな粉がプリンにからみ付く。ただ甘いだけではない。何ともいえぬ味わいに包まれる。
日本橋三越「味と技の大江戸展」そこで見つけた船橋屋のくず餅プリンです。くず餅の原料である小麦でんぷんを使っています。桜の香りの桜くず餅プリンもありました。

抹茶プリン

2008年03月10日 | 和菓子・J-FOOD!
近所のスーパーらしからぬ品が売っていました。「京はやしや」の抹茶プリンです。なぜこんな地で京の物が?と容器を見たら、北海道乳業なんたら。契約して製造したとのこと。京はやしやの限定抹茶使いの、黒みつソース入りの、ヌタっとした食感。あっという間になくなってしまいました...うめえ。

菊乃井の空気

2008年01月28日 | 和菓子・J-FOOD!
ほのかに柚子の薫りがする白あんが包まれた高台寺柿。きな粉がまぶされた小さなお餅も柚子風味で、冬の季節感が溢れる菓子。煎茶か、それとも薄茶を点てるか...これらはGranStaにある「Jyoan菊乃井」で見つけました。
京都東山に居を構える名料亭「菊乃井」が手がけたお菓子。それが東京駅構内で気軽に買うことができるのです。和菓子だけではなく、白ゴマで合えた小さなパイや発芽玄米のカステラなども販売しています。お店がとても小さいので、お菓子の種類は多いとは言えませんが、かしこまった手みやげが見つかることでしょう。

たい焼き日和

2008年01月25日 | 和菓子・J-FOOD!
水でべちゃべちゃになっている袋、いったい何だこりゃ...あまりに出来たてアツアツだから水蒸気となっていた。仏丁面で作り続ける職人おやじ...寒風吹く中、このたい焼きのために待った待ったど数十分。地元近くの「きくや」のたい焼きであります。
ほとんどバリを取らないたい焼きは、出来たてならばやわらかアツアツ。ぜひ出来たてをその場で...と言いたいところだが、すぐに出て行かないと他のお客サマにご迷惑と思われ。
たい焼きの生地のよい匂い。中は餡がたっぷり。びっくりするほど甘くもないはず(食べているときには感想など考えるメモリは無し)。こういう寒い日にはたい焼きがよく似合います。

平成20年の幕開け

2008年01月01日 | 和菓子・J-FOOD!
御慶申し上げます。
本年もこのブログを通じて、和モノを中心にいろいろな事が書けたらと思っております。

まずはお茶初めを...今回は一保堂茶舗の大福茶(おおぶくちゃ)です。玄米茶の香ばしさ、煎茶の濃い味わいが絶妙なお茶であります。お茶請けには鶴屋吉信の「福ハ内」を。杉の木箱にお多福豆のかたちの桃山、中には甘さひかえめの白あん。新春らしく縁起が良いお菓子で、この一年なにか良いことがありますように...。

揚最中

2007年12月14日 | 和菓子・J-FOOD!
日本橋三越の地下に、全国の銘菓を集めた「菓遊庵」というコーナーがあります。週替りで入荷される銘菓もあります。きょうはそこで御菓子司 中里の揚最中を。
パリっとした皮にはさまれた粒あん。最中の皮はほんのり塩味が効いてうまし。その塩味があんの甘さと調和する様は絶妙。自然とまた手が伸びるうまさの揚最中。

よく食べるスイミ~

2007年11月13日 | 和菓子・J-FOOD!
口をパクパクしながら泳ぐ鯉。おなか開くとなんとつぶあんがコンニチハ~。これはいただきもののお菓子、新潟県小千谷の銘菓「錦鯉」であります。外箱も波模様で雰囲気出ている錦鯉のモナカ。モナカは皮が口のなかにくっつくからキライという方もたまに見受けられますが...もったいない。素朴な味だからこそ、素材を吟味して作らねばならないお菓子であると考えています。
パクパク!つぶあんもうまいがユズあんもうめぇ~ドボン!!(池にもぐった音)。

人人人→TOKYO

2007年11月06日 | 和菓子・J-FOOD!
GranSta(グランスタ)の弁当売場の混みようはいったい...。健康に気を使っていそうな洒落た総菜弁当屋、有名なショコラティエのショップもあれば、行った事もある酒屋(はせがわ酒店)が支店を出していたり...おまけに大丸東京新店が本日オープンで取材のカメラがあちらこちらで撮影中で人人人だらけ。
東京大丸には以前にも来たことはありますが、近隣のOLがお弁当を買いにくる...そのくらいのものでした。しかし今回のリニューアルでデパート界を揺るがすことをしてのけることに。なんとデパートには珍しく1階に洋菓子和菓子を持ってきたのです。菓子にチカラ入れているのだということなのでしょう。特に目新しいお店があるわけではないですが、大丸東京限定商品がある店が多いようです。その中でふと足を止め、試食した一切れのどら焼き。これが「森 幸四郎」のどら焼きであります。文明堂のカステラ職人である森 幸四郎さんが作ったどら焼きは、ふっくらした生地で餡もうまい。ほんのりと蜂蜜の味もします。ただ生地がソフトなだけではなく、味もしっかりしたどら焼きでした。