【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

セピア色の旋律

2010-01-18 18:30:08 | 音聴箱


     こちらは今日も雲一つない快晴の空で明けました。
    ピーカンの空。

     少なくとも冬の早朝の空と空気は、
    ちょっとよそよそしく近寄り難いけれど、
    何物にも変え難い、“凛” としたものを感じ、
    畏敬の念さえ覚えます。

     それにこの冷気、嫌いではありません。
    今朝の居間の気温は、11度。
    ちょっぴり暖かくなりました。

     “あたしの部屋の窓からの眺めは素敵です ―― 略 ――
  墓地は鬱蒼うっそうとした樅の並木に囲まれ、土手に縁取られた、
  曲がりくねった小径を通って行くようになっています。
   西側の窓からは港全体、遥かに霞む海岸まで見晴らせ、
  あたしの大好きな可愛い小さな帆船が、「未知の港」 ――
  何て魅力的な文句でしょう! ―― さして出て行く船が見えます。
  何て 「空想の余地」 がある事でしょう! ―― 略 ――”

                                       【「アンの幸福」 最初の1年】






   


   さて昨日は、魔法をかけて? 
  『アンの世界』 にタイムスリップしていました。

   ↑ 私の定番の 「空想の余地」 かも知れませんね。
  アン と同じく、我家の窓からの眺めも素敵です。

   そうそう、SP 盤のレコード・・。 
  奇しくも、1910年~1911年のアコースティック録音集の CD を持っていました。

   SP 盤の完全復刻です。
  本当は、CD ではなく 【蓄音器】 でレコードを聴きたいのですが・・。

   独特の懐かしい音・・。
  CD で SP盤のレコードを聴き、雑音さえ耳に心地良さまで覚えています。
  これって一体、何なのでしょうね。

   歌手は、ジョン・マッコーマック。
  アイルランド生まれ。(テノール、1884~1945)

   彼は、20歳そこそこでアメリカ合衆国で成功を収め、
  その後、ミラノで勉強したというほどの美声の持ち主です。

   こちらの CD にはヴェルディの歌劇、「リゴレット」 や、
  グノーの歌劇 「ファウスト」 などが収められています。









     19、20日の両日、更新出来ないかも知れません。
    出来るだけ更新するつもりですが・・。
    その節は、どうぞよろしくお願い致します。