【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

したためる想い

2010-01-27 16:51:16 | リラのお気楽ユメ日記


   「寒い!」 
  朝は、割と平気な私ですが、
  今朝ばかりはベッドから出るのが
  辛く思えたものです。

   後10分、5分、3分・・。
  案の定、居間の気温は9度。
  今年1番の寒さに並びました。

   庭に置いていた如雨露の水も、
  薄らと凍り・・。

   放射冷却。冬日和。
  空にはただ一つの雲もありません。

   こんな日は、またしても “暖炉のある光景” を思います。
  次のような夢のような空間をもたらしてくれるのですものね。

   “・・・楽しい炎は燃え上がった。古いピアノの上に光を投げた ――
  エリザベス・バスの美しい老顔の上を かくれんぼ をした ――
  柳の皿類がしまってある戸棚のガラス戸の上を踊った。
   炎は台所の戸を越して飛び、
  エミリーが台の上に重ねて置いた茶色や青の鉢に
  瞬きをして見せた。 ・・・略・・・
   火は音を立てて燃えた。
  ダフィーは低い声でゴロゴロ喉を鳴らした。
  月は窓を通して真っ直ぐに二人の上に照り、
  又燃え盛る火のダンスの上に照った。・・・”

                                【「エミリーの求めるもの」 第9章 8.】

     さて、冒頭の写真。
    探し物をしていましたら、こんな便箋を見つけました。
    もうすっかり忘れています。

     そう言えば、便箋って子供の頃からなぜか好きでしたっけ・・。
    別に誰に書くあてなんて、ないのです。
    でも手紙って、ロマンティックですものね。

     花の絵の付いたそれを訳もなくわくわくして求めていたものです。
    今では昔のように買い求める事はありませんが、
    それでも売り場など通りがかりますと、立ち止まってしまったり・・。

     メールも便利でいいですが、たまには便箋に手紙もいいですね。
    「お元気ですか・・?」 と・・。