【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

冬の稲妻

2010-01-05 17:08:57 | 四季のスケッチ



   今朝は、下の写真のように、
  いかにも寒そうな冬空・・と
  言った感じで明けました。

   でも意外や意外、
  起床時の居間の気温は14度。

   それでも、このシャープな空と
  澄んだ空気に、身は引き締まり、
  気持ちもスカッとしたものです。

   それにしても昨夜半、
  突然の雨と季節外れの雷には、
  びっくり。

   今朝の澄んだ空気は、
  そのお陰もあるのでしょうね。

   何せ年末には黄砂が
  降った位ですから。

   ところで、今日は24節季の一つ、
  「小寒」 ですね。
  (因みに 「大寒」 は、1月20日)

   日中は、朝の天気が嘘のように
  重く垂れ込めた空が広がっています。

   日射しは遠慮深そうに、おずおずと? 
  か弱いそれが少しだけ。
  何だか風花でも舞いそうな天気になっています。   







 



   さて、お正月も
  アッと言う間に5日。

   新年は、あちこちで
  「おめでとう!」 の
  言葉が飛び交いました。

   その 「めでたし」。
  「目出度し」 や 「芽出度し」
  とも書きますが、
  本来は 「愛で甚し」 とか。

   「愛づ」 とは心が
  引き付けられるという意味の言葉です。

   美しいもの、素晴らしいもの、
  可愛いものに深い愛情を寄せる気持ちを
  表す言葉と言います。

   そして 「甚し」 とは、
  その状態が甚だしい事を意味します。
  (以上、『美人の日本語』 より)

   「おめでとう!」 素敵な言葉ですね。
  言う方も言われる方も嬉しくなれる幸せの言葉。

   今年こそ、こんな素敵な言葉は、
  出し惜しみせず、どんどん使って行きたいな・・と思います。

   今は黄昏時です。それにしても冬至から早、2週間。
  一頃に比べますと随分、日も長くなったような気がします。
  それにしても静かですこと!

   “こうして自分の部屋に1人でいるのが私は好きだ。
  ねずみ達も愉しく過ごしていると思うと嬉しくなる。
   又、私の小さな所有物からも非常な喜びを感じる。
  これらの物は他の誰にも何の意味もなさないのに、
  私には特別の意味を持っている。・・・”
      
                               【「エミリーはのぼる」 第16章】