昨日もそうですが、寒波襲来という事で、
余程気合が入っていたのでしょうか・・起床時、意外にも寒くありません。
それでも、ひょっとして雪? なんて期待して臨んだ空も、
少々、靄(もや)はかかっているものの、雲一つありません。快晴です。
そして、いつも、ついつい見てしまう居間の気温は、10.5度。
暖かいという気温ではありません。昨日より3度近く下がっています。
どうしても、↓ 次のような光景を期待してしまうのですね。
“冬が独自の美しさをもたらした新しい素晴らしい世界に
出てみたくて、ジェムもウォルターも夢中だった。・・・”
【「炉辺荘のアン」 第12章】
さて、冒頭の写真。
午前9時過ぎ頃だったでしょうか・・
庭に出てみますと・・。
カンナの葉っぱの上の朝露が、
凍っています。
外は、やはり相当寒いようですね。
こんな事、初めてですから。
と言うより、そもそもカンナの
葉っぱが 1月のこの時期、
地上にあるという事が変なのです。
本来なら、冬が来る前に茶色になって枯れ、
今の季節には、カンナ自体が地上には、ありませんものね。
初めての “凍った朝露” には、こういう事情もあるという訳です。
しかしながら・・小さな庭も、俄かに色彩を失っている事に気付きます。
紅葉(もみじ)は葉っぱを落とし・・しかも全部落ちているのではありません。
茶色になった葉っぱが、必死に? 枝にしがみついているのもあり・・。
それだけに余計に哀れにも思えます。
そんな中で、通称 「ハローエンジェル」 の黄色の花と、
「金の成る木」 の淡いピンクの花が、寒さにも負けず咲いてくれ、
こんなに小さいのに、大きな癒やしを与えてくれています。
今、パソコン上の気温は、2度。この冬、最低です。
寒さのピークは、今夜から明日にかけてとの事。
明日は、『アンの世界』 の如く、
周りの景色が、「白い世界」 に 一変しているかも知れませんね。
空の神様の匙加減一つのような気がします。
「今夜は雪になりそうです。
あたしは雪になりそうな晩が好きです。・・・」
【「アンの幸福」 最初の1年 4.】