起床時は、
紫色と茜色のこんな空。
今日は、久し振りに太陽の
お出ましとなりました。
朝の居間の気温は、
昨日より若干低い、11.5度。
それでも体感的には随分、
寒く感じたものです。
日中は太陽燦々という
訳には行かず、雲の多い、
典型的な冬空となりました。
ふと眼を遣(や)った庭の「野村紅葉」。
あれから雨も降り風も吹きましたのに、
既に茶色になって朽ちた葉っぱ、未だに落ちません。
葉っぱも精一杯頑張っていますが、
灰色の空に茶色の枯葉は、何だか侘しく見えますね。
『アンの世界』 とは、1ヶ月位の季節差・・と思っていましたが、
又々、隔たってしまったのでしょうか・・。
そして、 ↓ の文章からは樹々への尊厳を感じます。
樹々には精が宿ると言いますものね。
“・・・木の葉の落ち切った後の11月には
その空白ともいうべきものがあり、
この時林に踏み入る事は
心ない仕打ちのような気がするのだった。
なぜなら、木々の現世での栄光は去り、
精神的な、清らかな、白い天上の栄光は
まだ到達していないからである。・・・”
【「アンの幸福」 最初の1年 5.】
さて、冒頭 & こちらの写真。↑
久し振りに木製のランチョンマットを仕上げました。
普段使いのものでしたが、
右の写真からも分かりますように傷が付き、
塗料も剥げて来ましたので、
絵を描いて再生する事にしました。
本当は、薔薇と葡萄しか描きたくないのですが、
(いつも言っていますね)今回は、マーガレットです。
でも、花が違っただけで、あまり変わり映えしませんね。
スプーン入れは、ずっと以前に描いたものです。
これも、スプーンが入っていた、桐の箱を利用しました。
これは、しっかりした作りになっていましたので
利用しましたが、あまりお勧め出来ません。
結構、粗雑な物が多く、労の割には報われませんから。
さて、次は何を塗り潰しましょうか・・。