【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

折節の移り変わりの中で・・

2009-02-09 17:17:17 | レトロ(素敵)な空間~散策


   春が立って5日目。
  昨夜から今朝にかけて冷えたこと!

   ところが空の神様は、
  こんな空を用意してくれました。

   何もない空もいいけれど、
  朝焼けの中、少しだけある、
  こんな雲も又、
  違った空の趣がありますね。

   『アンの世界』 は、いつも素敵な
  世界に私達を誘(いざな)ってくれますが、
  ある季節のある時期には、こんな事もあるのですね。

   “・・・島は今は美しくなかった。
  早春のみすぼらしさに包まれ、他の全ての場所と同じで
  何の特徴もなかった。
   美しいものと言えば、暗い丘に見えるほっそりとした
  白樺だけだった。”
                    【「丘の家のジェーン」 41.】

   さて、大きな道路と川を一つ隔てれば、
  昭和の世界が、そこかしこに残っている
  我街。車1台がやっと通れる道幅。

   ただ、ちょっと先に行くと、
  そこには小川があり、山があり・・。

   写真には撮れませんでしたが、
  水辺ではサギも羽根を休めていました。
  まだまだ自然が残っています。

   とは言っても、だんだん古い家は、
  取り壊され、道幅の拡張と共に、
  木は切り倒され・・。

   このいかにも、里山集落を感じさせる、ここにも、
  開発の波と言うか・・変化の兆しを感じるのです。
  当然と言えば、当然なのかも知れませんが、何だか寂しい気がします。

    こちらの梅は、川の傍にひっそりと
   咲いていた梅です。    

    昨日のお隣の枝垂(しだ)れ梅は、
   もうかなり咲いていましたが、
   こちらはちらほら・・。

    川の傍ですから、まともに風を受け、
   遅いのかも知れません。

    それでも、芳香だけは、
   しっかり放ってくれていたものです。