「ペチュニア」
雨降りの朝となりました。
それも結構、大雨。
起床時の気温も14℃で、暖かい雨です。
何だかこの所の雨、
春雨と言った様相です。
その雨も、お昼頃やっと上がりました。
この辺りでは、ちょっと前までは、
2╱25は、厳寒日の特異日なんて
言われていたものです。
この日だけは、なぜか雪が降ったり、
2月の中でも一番寒い日だった
筈なのですが、
今日などはその気配すら、ありません。
何だかこんな風に書き込んでいますと、暖かいのが嫌なようですね。
そうではないのですが、ついつい・・。
以前にも記しましたが、私こそ季節感に拘(こだわ)る典型的な日本人になっていますね。
温暖化も心配ですが、自然をあるがままに受け入れるという事も、時には必要ですものね。
“・・・ディーンは奇妙だ。
どういう訳だか分からない不思議な訳から
彼はだんだん若くなって行く。
3、4年前は、私はあの人をずっと年を取っているように思った。
今は中年に見える。
もし、このままで行けば、やがて若者になってしまう。・・・”
【「エミリーの求めるもの」 第2章1.】
さて、私と来ましたら・・。
未だに、こんなフレーズにハッとし・・。
こんな事は、よくある事ですし、映画に
結び付けて考える方がどうかしています。
そうは言っても、『アンの世界』 に、
又しても、これだけ似た記述のある事に
驚かされます。
尤も、さすがにエミリーも、この後、
次のように述べているのですが・・。
“私が考えるのに、これは
私の心の方がだんだんに
成長して、彼に追い着いて
行くらしい。・・・”
でも、それだけ映画の印象が強烈だったという事なのでしょうね。
以前、声楽家、錦織健のコンサートに行った時、
コンサートの合間に、お話していらっしゃいましたっけ・・。
彼も映画がお好きなんだそうですね。
「劇場に足を運んで、映画を観る事の価値は終わった後の珈琲1杯、
帰りの電車の中に至るまで余韻に浸りながら、
その世界に自分を置く事が出来る・・その過程が心地良い・・」 云々・・。
少し違うかも知れませんが、確かこんな事だったような・・。
今更ながら、それを痛感しています。
話は変わりますが、今日の花。今、膨らみつつある蕾を取り上げました。
蕾って、夢や希望を一杯に詰めて、その時を待っているのですね。
ある意味、花の一番美しい姿かも知れません。