【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

凛とした初春に寄せて

2009-01-04 15:26:26 | リラのお気楽ユメ日記


  
  遅ればせながら、明けましておめでとうございます。
 昨年は、拙い私のブログに訪問頂き、有り難うございます。
 厚く御礼申し上げます。
 本年も、昨年同様、よろしくお願い致します。  



   朝早くには、一面の真珠色の空。
  しかしながら、時間の経過と共に、
  太陽も顔を覗かせ・・。

   そして、寒さに震え上がった、
  お正月寒波も、やっと昨日辺りから
  緩みつつあるようです。
  どうやら峠は、越したようですね。

   ところで、皆様のお正月は、
  どんなお正月でしたでしょうか・・。

   いつもと同じ “明日” なのに・・
  全く違うように感じていた、子供の頃。

   年末の賑やかで、ざわざわした空気が一変して、
  掃き清められたように、神聖な一日が訪れる・・。
 
   昨日の続きの筈なのに、決してそうではない・・。
  子供心にも、それがなぜなのか・・不思議だったものです。

   年末の大掃除を初めとして、餅つきやおせち作りなど、
  年末恒例の様々な行事。除夜の鐘と共に、氏神様への初詣等など・・。

   新年を迎えるに当たって、各家庭でも、一応の儀式・・? のようなものが、
  あったような気がします。こんな事も、その一端にあるのでしょうね。

   さて、ここ何年か、お正月が暖かかったものです。鑑みて今年は・・。
  暖かかった年末に比べ、ぐっと寒くなりました。

   そんな事もあって、昨年までの 「昨日」 と、今年の 「明日」?  には・・。
  季節的には、少なくとも境界が存在したようです。

   “元日の後、冬は猛威を振い出した。
  吹き溜まりがこの小さな家の周りに積み重なり、
  棕櫚しゅろの葉のような霜が窓を覆った。・・・・・
   夜昼、賑やかなそりの鈴の音が響き渡った。
  月の夜、アンは、『夢の家』 から、
  その音を妖精の鐘の音のように聞いた。
  湾も氷結したので、フォア・ウィンズの灯台は、
  もう灯らなくなった。・・・・・”
               【「アンの夢の家」 第17章】

   とは言っても、『アンの世界』 とは、比べようもありませんね。
  それにしても、厳しい冬だけれど、ロマンティックで夢のような世界が、広がります。

   と言うより・・アンの感性で、ロマンティックにもなるのでしょうね。
  何せ、橇の鈴の音が “妖精の鐘の音” なのですから。
  今年も、こんな 『アンの世界』 共々、よろしくお願い致します。

   早いもので、お正月も、もう4日。
  今年も、時間だけは、アッと言う間に過ぎ去って、しまうのでしょうね。
  だからこそ、1日、1日を真剣に生きなければならないのでしょう。

   明日からは、お正月気分も吹き飛んで・・いつもの日常が始まります。
  つい・・これも、いつもの口癖で、いとも簡単に “いつもの日常” なんて、
  言い方をしてしまいましたが、そんな日常こそ、大層貴重なものなのですよね。

   失ってからでは遅い、その日常。つい忘れてしまって・・。
  ともすれば見失ってしまいがちな、普段の生活。

   それが送れる幸せを噛みしめながら・・今年こそ、日々感謝し、
  生活して行きたいと、思っております。(自戒を込めて)

   ターシャ さんも、言っていらっしゃいますものね。
   「平凡な毎日を大切に生きるという事。
  自分次第で毎日が、特別な日に変わるのよ。」
と。

   そうですね。誰のせいでもない、自分次第なのですね。
  肝に銘じます。