【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

漢字への憧憬

2009-01-14 17:47:47 | 心の宝石箱




  今朝も、昨日とほぼ同様の空に
なりました。その空は又々、
5色のグラデーション。

しかしながら、朝の冷えたこと!
でも、そんな寒さも忘れて、
思わず見惚(と)れていました。
  
家々の屋根(スレート葺き)
には、薄らと白い霜が・・。
ひょっとしたら雪かも知れません。

昨日の天気予報では、今日は、
気温、グンと冷えるなんて言って
いました。



  午前中は、陽射しがある分、
寒さも和らいでいるように
感じていたのですが、
案の上、午後から雲が・・。

  こうなると途端にブルブル・・。
  太陽の有り難さが身に沁みます。

  こんな調子でしたら、今夜辺り、
  アン の、次のような文章に、
  お目にかかれるかも知れませんね。

 




“・・・今夜は雪になりそうです。
あたしは雪になりそうな晩が好きです。
風は、「小塔や木々」 の間を吹きすさみ、あたしの居心地の良い部屋を
一層、居心地良くしております。
最後の金色の葉が今夜、柳から吹き散らされる事でしょう。・・・”

                          【「アンの幸福」 最初の1年4.】

 




ところで、先日来からお伝えしています、司馬遼太郎著 『世に棲む日々』(全3巻)。
3巻の半分辺りから、一向に進みません。

野暮用が多く、ゆっくり読書に時間が取れない事が、そもそもの原因なのですが、
音読、しかも・・朗読者になったつもりで? 読んでいますので、
読めない漢字を、そのまま放って置く訳にも行きません。

昔の本ですので、ルビが振っていない漢字も、多いのです。
その都度、辞書で調べ・・。これが思いの外(ほか)、時間がかかります。

例えば、どんな漢字かと申しますと・・。
麾下謀る膺懲杣道 等など・・。

 ⑤烔眼馴致諧謔 などが、かろうじて読めた程度というお粗末さ。
それも、想像力を駆使したあげくの事ですから、何をか言わんと言った所でしょう。
【答え : ①きか ②はか(る)③ようちょう ④そまみち ⑤けいがん ⑥じゅんち ⑦かいぎゃく】

折角ですので、これらの意味も記して置きますね。
【①将軍直属の部下 ②もくろむ ③討ちこらしめる事 ④草木の茂った道 ⑤鋭い目つき
⑥なれさせる事 ⑦人を笑わせる話】

これが目読でしたら・・きっと、そのままスルーでしょう。
こうなると、小学生の時、音読させられた意味が良く分かります。

でも、この方法、お勧めです。意外に楽しかったりするのです。
以前、新聞記事にも取り上げられていましたが、ボケ防止にもなるそうです。