【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

天の悪戯!?

2008-07-29 16:03:13 | 四季のスケッチ


   現金なもので、今朝は本当に涼しい朝を迎えました。
  夜明け前には、思わぬ寒さ? に目が覚めるほど・・。まるで、高原の朝。
  朝7時のNHKニュースによれば、こちらの気温は、一気に12℃下がったとの事。

   それにしても、昨日は、急激な気象変化を、目の当たりにした気がします。
  風が急に出て来たかと思うと、(それも突風)
   辺りが見る見る間に暗くなり、雷ゴロゴロ・・。

   そして、これもいきなりの、大粒の雨。こんな現象は、初めての経験です。
  これって、まさに亜熱帯地方の気象現象ですね。スコールのような雨。
  「ダウンバースト現象」 と、言うのだそうです。

   今日の新聞にも載っていましたが、
  台風や豪雪だけでなく、日本の気候が凶暴になって来たようだと・・。

   この季節の入道雲(積乱雲)を見て、故郷や昔を懐かしむ人が多いと言います。
  関西では、入道雲に 「丹波太郎」 なんて、名を付けたものまであるそうですね。

   それだけ人々に親しまれた入道雲が、
  今や懐かしさに浸るだけの対象では、なくなるなんて・・。
  
   奇しくも、『アンの世界』 に、(規模こそ違いますが)
   同様の記述が、あった事に驚きます。

   今朝のニュースでも、北西の空が暗くなると、そろそろ雨・・
  川辺にいる人は、急いで避難するように・・なんて、言っていました。

   “時ならぬ暑い日で・・・――
  午前中は、熱っぽい微風があったが、
  昼過ぎになると、風は落ちて、重苦しく空気がよどんだ。・・・――
   北西の方 から、アンが今まで見た事もない、
  大きな雲のかたまり が急速に広がって来ていた。
   真っ黒で巻き上がった縁の所だけ、
  気味の悪い白色となっており、
  晴れた青空を覆って行くその姿には、
  言い知れぬ威嚇いかくをはらんでいた。
   時折、稲妻がひらめき、続いて雷鳴がとどろいた。
  雲は低く、垂れ下がり、丘の森林地帯に届くかと思われた。”

                                           【「アンの青春」 第23章】

 
【昨日の「ミニ薔薇」・「アメリカンブルー」】


   朝方にも、雨は降ったようで、「朝顔」 や 「ペチュニア」 などの柔らかい花びらは、
  首(こうべ) を垂れ・・。その中で、花開いていた貴重な朝顔の花びら・・。
  雨の雫を花びらに受けて、涙を流しているようにも見え・・。

   そして、昨日の小さな薔薇と、「アメリカンブルー」 です。
  どちらも、小さな花ですが、なぜでしょう。最近、こんな花ばかりに目が行きます。