現金なもので、今朝は本当に涼しい朝を迎えました。
夜明け前には、思わぬ寒さ? に目が覚めるほど・・。まるで、高原の朝。
朝7時のNHKニュースによれば、こちらの気温は、一気に12℃下がったとの事。
それにしても、昨日は、急激な気象変化を、目の当たりにした気がします。
風が急に出て来たかと思うと、(それも突風)
辺りが見る見る間に暗くなり、雷ゴロゴロ・・。
そして、これもいきなりの、大粒の雨。こんな現象は、初めての経験です。
これって、まさに亜熱帯地方の気象現象ですね。スコールのような雨。
「ダウンバースト現象」 と、言うのだそうです。
今日の新聞にも載っていましたが、
台風や豪雪だけでなく、日本の気候が凶暴になって来たようだと・・。
この季節の入道雲(積乱雲)を見て、故郷や昔を懐かしむ人が多いと言います。
関西では、入道雲に 「丹波太郎」 なんて、名を付けたものまであるそうですね。
それだけ人々に親しまれた入道雲が、
今や懐かしさに浸るだけの対象では、なくなるなんて・・。
奇しくも、『アンの世界』 に、(規模こそ違いますが)
同様の記述が、あった事に驚きます。
今朝のニュースでも、北西の空が暗くなると、そろそろ雨・・
川辺にいる人は、急いで避難するように・・なんて、言っていました。
“時ならぬ暑い日で・・・――
午前中は、熱っぽい微風があったが、
昼過ぎになると、風は落ちて、重苦しく空気がよどんだ。・・・――
北西の方 から、アンが今まで見た事もない、
大きな雲の塊 が急速に広がって来ていた。
真っ黒で巻き上がった縁の所だけ、
気味の悪い白色となっており、
晴れた青空を覆って行くその姿には、
言い知れぬ威嚇をはらんでいた。
時折、稲妻が閃き、続いて雷鳴が轟いた。
雲は低く、垂れ下がり、丘の森林地帯に届くかと思われた。”
【「アンの青春」 第23章】
【昨日の「ミニ薔薇」・「アメリカンブルー」】
朝方にも、雨は降ったようで、「朝顔」 や 「ペチュニア」 などの柔らかい花びらは、
首(こうべ) を垂れ・・。その中で、花開いていた貴重な朝顔の花びら・・。
雨の雫を花びらに受けて、涙を流しているようにも見え・・。
そして、昨日の小さな薔薇と、「アメリカンブルー」 です。
どちらも、小さな花ですが、なぜでしょう。最近、こんな花ばかりに目が行きます。