今日も朝から太陽が燦然と? 輝いています。
そして珍しく蝉がひとしきり。
昨日と全く同じで、居間の温度計は
ぴったり30℃でした。(午前9時半)
それでもこの暑さの中、玄関先の朝顔が
今年初めて咲いたと思えば、いつもの蝶、
「ヤマトシジミ」 は今朝も我家へお出まし。
この、お気に入りの 「ハローエンジェル」の
上で、長い事羽根を休めていました。
こんな小さな蝶は、殊の外、
暑さが身に沁みるのではないでしょうか。
今年の暑さを一体、
どのように思っているのでしょう。
毎朝、付けているラジオからは、「庭の千草」 の曲が・・。
はからずも、夏の終わりの曲で・・しみじみ聴いてしまいました。曲と言えば・・。
昨日夕方、街に出たついでに、
兼ねてから欲しかった映画 、
『奇跡のシンフォニー』 の、
サウンドトラック版を
買って来ました。
改めて初めから聴いてみると、
映画のあのシーン、
このシーンが蘇ります。
かの三島由紀夫も、
言っていたそうですね。
娯楽映画くらい、ハッピーエンドにして欲しいと・・。
その意味でも、この映画は純然たる、ハッピーエンドでしたし、
だからこそ未だに、こうして思い切り、余韻に浸る事が出来るのかも知れません。
この映画を観たお陰で、少なく共、自然の奏でる音に対して、
より耳を傾けるようになった気がします。
尤も、この映画のオーガスト少年は、
雑踏や風鈴の音にさえも、シンフォニーを感じ、奏でていましたが・・。
最後に・・。映画のクライマックスシーン、セントラル・パークで演奏されていた、
エルガーの 「チェロ協奏曲ホ短調作品85」。
これに被(かぶ)さって歌っていた、とても心に残った歌詞を次に記します。
特に最後の三行は、胸キュンです。
【サムシング・インサイド】
探しているものが 見つからなくて
君は歩いて来た道を 後戻りしている
どうしたらいいか 分からずに
誰かに救って 欲しいよね
諦めて しまいたいよね
君は次に何が起こるのかを考えながら
温かいものを 求めているんだ
寒さに 震えているから
それは君が目を開けたら 最初に見えるもので
別れを告げる時の 最後の言葉
それは君の心の中で 泣いているもので
君にパワーをくれるものなんだ
※
だって君が僕を見つけなかったとしても
僕が君を見つけていただろうから
きっと僕が君を見つけていただろうから