【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

神秘の糸

2008-07-20 16:29:15 | リラのお気楽ユメ日記




   朝から雲一つない空。
  そう、カンカン照りの空となりました。

   雲一つない空・・なんて、真夏以外
  でしたら、どんなに嬉しいでしょう。

   いいえ、こんな事を申しては、
  いけませんね。
  
   土砂降りの雨よりは、
  余程いいですから。

   それにしても・・静かです。
  昨日は鳴いた蝉が、
  今日は鳴きません。
  例年なら、うるさい程鳴いていたと、思うのですが・・?(写真は午前10時の空)

   さて、冒頭の写真。我家の庭には、今あちこちに蜘蛛が巣を張っています。
  それは、アンの次のような言葉を待つまでもなく、
(いつも言っていますが) 芸術的です。

   特に上から2番目の写真などは、真ん丸。
  精巧さは言うに及ばず、朝日に銀色に輝いていました。

   アンが、妖精のテーブル掛けと言うのも、分かる気がします。
  思わず、カシャカシャと・・写真に撮ってしまいました。

   「・・・この街道には羊歯の茂みが沢山あって嬉しい事 ――
  蜘蛛の巣の架かった羊歯が。
    蜘蛛の巣 が妖精のテーブル掛けだというふりをしていた頃の
  事が、いえ、そう信じていた頃の事が思い出されるわ ――
  本当にあたし、そう思い込んでいたのよ。」
           【「アンの幸福」 第2年目】

   至極、当り前の事ですが、
  こんな風に蜘蛛の巣は逃げません。

   洗濯物を干しに、裏庭に回った時の事。
  全身、真っ黒のトンボが、いるでは
  ありませんか。
  
   (去年も見ました)慌ててカメラを
  取りに戻り・・。

   でも、トンボは、じっとなどしていません。
  暫く格闘? していましたが、ダメ。

   そうこうしているうちに、今度は、これも初めての黄色い蝶が・・。
  私を焦らすかのように、ゼラニウムに止まったり、離れたり。

   案の定と言うか、こちらもアウト。全くの徒労に終わってしまいました。
  この暑さの中、私ったら、一体何をしているのでしょうね。

   ところで、「蜘蛛の巣」 と言えば、アガサ・クリスティー
「蜘蛛の糸」 は、芥川龍之介 ですね。

   「蜘蛛の巣」 は、ハーブが大活躍。舞台でも見ましたし、「蜘蛛の糸」 は、
  極楽の風景を描いていましたね。真っ白な蓮の花が、印象的だったような気がします。

   「蜘蛛の巣」 は兎も角、「蜘蛛の糸」 は、ほとんど覚えていません。
  もう一度、読み直さなければ・・。

    お隣から又々、沢山のお野菜を頂きました。
   御実家から送られて来たとの事。

    早速、胡瓜と茄子を頂きましたが、
   大層、美味しかったです。
   いつもいつも有り難うございます。