【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

春風のワルツ ~♪

2008-04-13 15:50:46 | 路傍の花~道草




   ちょっぴり寝坊した
  休日の朝。

   とっくに、
  陽は上っていました。

   尤も最近では、
  ぐっと日の出が早くなり、
  立ち会う事が、
  なかなか出来ません。

   昨夜から今朝にかけ、
  ちょっぴり冷えましたが、
  日中は春風がそよ吹く、
  気持ち良い天気になりました。

   その天気も・・そろそろ下り坂とか。
  夕方から雨・・なんて言っています。

   さて写真は、昨日の菜の花の周りに咲いていた、小さな野の花です。
  これらは、随分早くからあちこちで咲いていましたが、
  他の花も加わって、賑やかになって来ました。

   こんな野の花の咲く土手がある事に、本当に感謝しています。
  折しも今日の朝刊に、その土手に関する記事がありました。
  こんな詩句も添えられて・・。郷愁の詩人らしい、蕪村の句ですね。

    「春風や 堤長うして 家遠し」
   「たんぽぽたんぽぽ 花さけり 三々五々」
   ~与謝蕪村

   ところで、昨日の菜の花。菜の花と言えば、朧月(おぼろづき)が合いますね。
  「おぼろ月夜」 という唱歌のせいも、多分にあると思いますが、
  菜の花に、朧月・・対照的です。

   この 【おぼろ月夜】 については、先日記しましたので、
  今日は省略させて頂きます。古き良き日本の美が、
  そこかしこに散りばめられている歌です。







【野苺の花】
 

   



   “・・・溝の外側には背の高いもみの木が一列に並んで
  こんもりした良い匂いのする枝を張り出していた。

   この溝は年を経るに従って益々美しくなり、
  割れ目からは苔や草が生え、
  春も早い頃から底の方に紫色のすみれが一杯咲き、
  秋には隅々に紫苑や秋のきりん草が
  見事に咲き誇るのであった。”
  
                               【「虹の谷のアン」 第4章】

   『アンの世界』 も、負けていませんね。