【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

煌めきの花の雪

2008-04-03 16:25:37 | 路傍の花~道草




   昨日とほぼ同じような空で明けました。
  ただ、今朝の方が少し霞みが
  立っていたかも知れません。

   今、ふと思ったのですが、
  日本語って大層面白いですね。

   霞は立ったり、たなびいたり
  するのに対して霧は降りる・・。

   春浅し、とは言うけれど、
  秋浅しとは言いません。

   逆に秋深しとは言っても、
  春深しとは・・。

   当然の事ながら、夏や冬にも使われませんが、
  浅黄色や、深緑色など色の濃淡には使われます。

   日本語は、面白いと同時に複雑ですね。
  そして難しい・・。

   だからと言って日本語を簡単にする必要は、さらさら感じませんが・・。
  言の葉の持つ趣は、他の言語にはないものですものね。
  日本は、豊かな「言霊のさきはふ国」。大切にしたいものです。









【梨の花】




   さて写真は、昨日撮ったもう一つの木です。
  この木は、「雪柳」 だと思うのですが、
  こんなに大木になっています。

   場所は、リラ版 『恋人の小径』
  を少し抜けて行った所。

   この木の周りには、普段良く見掛ける普通の? 
  雪柳が、おびただしく群生しているのです。

   きっと、この大木から
  こぼれ落ちたものなのでしょうね。

   ここは大好きな場所で、時間があれば、
  遠回りしても通りたい径なのです。

   そして梨園には、まだ満開ではありませんが、
  これも白い梨の花も・・。
  後、1週間もすれば、満開になるのでは・・と思います。

   昨日、沢山の小鳥を見たのも、この場所なのですよ。
  そして、その先には蓮華畑もあります。まだちらほら・・です。

  



   羊歯しだうなづき、小草は青々と茂り、
  野生の梨は、白いカーテンを周りに巡らして、
  良い匂いを漂わせていた。”

                          【「アンの愛情」 第12章】

   

   野生の梨ではありませんが、
  その香りを嗅ぎにもう一度訪れてみます。