【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

雨音の調べ

2008-04-24 16:48:13 | 香る庭の花綴り


   



   こちらは、雨となりました。春雨らしい静かな優しい雨です。
  その雨も、午後3時過ぎには上がりましたが、
  昨日の初夏の陽気から気温は、一気に下がり、
  綿のワンピースの上からもう1枚、セーターが必要なほど。

   雨は優しいのですが、この気温の上下降の激しさは、
  この所の気候の特徴のような気がします。

   うっかりしていましたが、今月20日は、
  二十四節季の一つ、「穀雨」 だったのですね。

   今更ながらですが、稲、麦、粟、豆、ヒエ(キビ)の成長を助け、
  秋の収穫を約束し、夏野菜などの種まきの好機でもあるそうです。



   我家の庭でも、直径20㎝もある、
  大きな牡丹が微笑んでくれました。
  (こちらは3日前の 【蕾の牡丹】

   微笑む・・と言うより、笑った・・
  と言った方が、いいかも知れませんね。

   それも華麗なる笑み。
  牡丹の花言葉は、「富貴」、「王者の風格」、
  「壮麗」ですから、当然かも知れません。

   「立てば芍薬、座れば牡丹
  歩く姿は百合の花」
 

   美人の姿を形容する、
  この言葉は、つとに有名ですね。
  牡丹が 「百花の王」 と言われる所以 (ゆえん) です。

   「牡丹花は 咲き定まりて 静かなり
     花の占めたる 位置の確かさ」
  ~ 木下 利玄

   「一輪の 牡丹輝く 病間かな」  ~ 正岡 子規







   


   こちらのペチュニアは、去年からのものです。難なく冬を越しました。
  例年なら、夏が終わった時点で、パンジーと交代しますのに、

   今年は、(ほとんどの鉢が) そのままです。
  (3年位前から1、2鉢はありましたが・・)

   2月、3月が結構寒かったので、あまり暖冬のイメージは、
  なかったのですが、やはり暖冬だったのでしょうね。

   雨は、上がりましたが、重苦しい空に変わりありません。
  薄暗い室内には、蠟燭の灯りがピッタリです。

   プラス、仄かなイランイランの香り・・。
  なぜか、先程から欠伸(あくび)ばかり出ています。