こちらは、雨となりました。春雨らしい静かな優しい雨です。
その雨も、午後3時過ぎには上がりましたが、
昨日の初夏の陽気から気温は、一気に下がり、
綿のワンピースの上からもう1枚、セーターが必要なほど。
雨は優しいのですが、この気温の上下降の激しさは、
この所の気候の特徴のような気がします。
うっかりしていましたが、今月20日は、
二十四節季の一つ、「穀雨」 だったのですね。
今更ながらですが、稲、麦、粟、豆、ヒエ(キビ)の成長を助け、
秋の収穫を約束し、夏野菜などの種まきの好機でもあるそうです。
我家の庭でも、直径20㎝もある、
大きな牡丹が微笑んでくれました。
(こちらは3日前の 【蕾の牡丹】)
微笑む・・と言うより、笑った・・
と言った方が、いいかも知れませんね。
それも華麗なる笑み。
牡丹の花言葉は、「富貴」、「王者の風格」、
「壮麗」ですから、当然かも知れません。
「立てば芍薬、座れば牡丹、
歩く姿は百合の花」
美人の姿を形容する、
この言葉は、つとに有名ですね。
牡丹が 「百花の王」 と言われる所以 (ゆえん) です。
「牡丹花は 咲き定まりて 静かなり
花の占めたる 位置の確かさ」 ~ 木下 利玄
「一輪の 牡丹輝く 病間かな」 ~ 正岡 子規
こちらのペチュニアは、去年からのものです。難なく冬を越しました。
例年なら、夏が終わった時点で、パンジーと交代しますのに、
今年は、(ほとんどの鉢が) そのままです。
(3年位前から1、2鉢はありましたが・・)
2月、3月が結構寒かったので、あまり暖冬のイメージは、
なかったのですが、やはり暖冬だったのでしょうね。
雨は、上がりましたが、重苦しい空に変わりありません。
薄暗い室内には、蠟燭の灯りがピッタリです。
プラス、仄かなイランイランの香り・・。
なぜか、先程から欠伸(あくび)ばかり出ています。