今日は朝から
日の出を迎えました。
朝方は少々冷えたものの、
日中は暖かく、概ね晴れの
良いお天気になりました。
今日も外出したのですが、
やはり桜は、その花びらを
散らし始めているようです。
先日の雨は、どうやら
花散らしの雨となったようですね。
駅からの帰り道、ちょっとした
溜池があるのですが、(リラ版「輝く湖水」)
その水面にも散った花びらで、花びら紋様が描かれていたものです。
そんな花びらが、筏のように流れて行く・・。
それを 「花筏」 と、言うのですね。何と風雅な言葉でしょう。
「ひとひらの かたち寄せあふ 花筏」 ~岩見 ちづる
「散る桜 残る桜も 散る桜」 ~良寛和尚
今日か明日かと開花を待ち、
咲いたら咲いたで、
見頃に一喜一憂。
はたまた・・一日でも長く、
散らないようにと願い、
散れば散ったで涙する・・。
どんな姿になっても桜は桜・・。
桜ほど、人々に愛されて来た
花は、ないのでしょうね。
でも、こちらが終わりになっても、
桜は北上を続けます。
桜前線は、今どの辺りなのでしょうか・・。
さて、お次は、菜の花の事・・。
桜が散って、少々落胆した
私の目に飛び込んで
来たのが、この菜の花です。
黄色と黄緑色。
薄いピンクの桜に見慣れた目には・・。
菜の花の黄金色が、
ハッとする程、鮮やかでした。
でも、ほっとする色でもありますね。
土手一面に、びっしり・・。
しかしながら・・つい先日も、ここを通ったのですが、全然気付きませんでした。
まだ本数も、それ程多くは、なかったのでしょうね。
それに・・むせるような香り。
それにしても、菜の花がこれ程の芳香の花とは、
今の今まで知りませんでした。そう言えば・・。
いつだったか、こちらにもコメントを寄せて下さっている、
うみさとくじらさんから、「菜の花はいい香り・・」
と、お聞きした事があります。
その時、私の脳にも、あるスイッチが、入ったのかも知れませんね。
今日は、しっかりとその香りを感じる事が出来ました。
そうそう、この菜の花のすぐ向こうには、
ジャスミンの木が林のように? 茂っているのですよ。
今日見ましたら、新芽がどんどん出ています。
それこそ、白い芳香の花を咲かせるのも、もうすぐです。
アン風に言わせて貰うなら、まさに 「香料の生える丘」 ならぬ、
「香料の生える土手」 なのです。
桜が終わっても彩溢れる季節は、まだまだこれからが本番!
楽しみと同時に、待ち遠しいですね。