【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

真夏の夜の夢

2007-08-15 17:16:52 | 四季のスケッチ
   毎日厳しい暑さが続きます。
  昨日のニュースで 「明日は、今日以上の暑さ」 と、
  言っていましたが、それ程でもありません。

   気温は同じなのですから、
  前もって覚悟していたせいなのでしょうね。

   やはり人間には心構えがあれば、
  その受ける衝撃は、違うという事なのでしょう。
  とは言え、エアコンのお世話にはなっているのですが・・。

   あまり変わり映えしませんが、
  今日も風鈴と朝顔の写真から。



   音色は、左の南部鉄が、「リ~ン、リン・・」、
  招き猫(陶製)は、「チリン、チリン・・」。

   南部鉄の風鈴も、いい音を奏でますね。
  大きい物から小さい物まで、
  それぞれ微妙に、音が違います。

   「風鈴音楽」 が、あるというのも分る気がします。
  この南部鉄の風鈴も、もっと大きな物が、
  あったと思うのですが、見つかりません。

   この暑さで探すのもめんどうで、
  そのままにしていますが、ぼやぼやしている間に、
  夏は終わってしまいますね。

   “地球の一日は、24時間。
  火星の一日は、地球よりほんの少し長く、
  およそ24時間と40分。
  やがてその火星の赤い砂丘と青い夕焼けが、
  私達と同じ夜空に包まれるまで、
  音楽を聴きながら瞬く光に想いを馳せましょう。”


   このフレーズは、毎朝聴いている、
  『ミュージック・リラクゼーション』 の触りの部分です。(再放送)

   その語り口は、
  昔の 『ジェットストリーム』 を彷彿させるような、
  ロマンと爽やかさを感じます。

   そこでは、週間短歌も紹介しているのですよ。
  因みに今週は・・。

    「散りぬべき 時知りてこそ世の中の 
     花も花なれ 人も人なれ」   ~細川 ガラシャ 


   星らしい星も見えない夜空ですが、
  バルコニーにお気に入りの椅子を置いて、
  団扇(うちわ)片手に夜の静寂に身を包むのも、
  いいかも知れませんね。

   遠い火星のことなど思いながら・・・。
  そうそう、静寂と言えば・・・。

   




   “あたしは、そこに座って、
  林の静けさに耳を傾けるのが、好きです。・・・
   森の静けさ、岸辺の静けさ、牧場の静けさ、
  夜の静けさ、夏の午後の静けさ。皆違っています。
   それぞれの底に通っている調子が、
  それぞれ違っているからです。
  例え、あたしが全くの盲で、
  暑さ、寒さに無感覚であるとしても、
  自分がどこにいるかを、周囲の静けさの性質で、
  造作なく知る自信が、あってよ。”
               
                                      【「アンの幸福」 2.】

   大切な事が一番最後になってしまいましたね。
  お盆の今の時期、先祖に想いを馳せながら
  ゆっくり自分を振り返って見る・・・。
  そして、未来を見据える・・。

   そう言えば、93歳で亡くなった祖母の口癖。
  「他人と過去は変えられないけれど、自分と未来は変えられる。」 
  本当にそうですね。肝に銘じます。