今日もこんな空で明けました。
この空を見る限り、
昨日に負けず劣らず、
暑くなりそうですね。
こんなに暑いのに・・
ここ2、3日、蝉の鳴き声が、
めっきり減った事に気付きます。
そろそろ蝉も終わりでしょうか。
今、鳴いている蝉は、精一杯、
最後の力を振り絞っているのでしょうね。
夜には虫の合唱も、そろそろ始まっていますので、
自然界は確実に秋に移動しているようです。
そのように思えば、「こんな暑さなんて・・」 と、
言いたい所ですが、やはり暑い事に変わりありません。
ところで、朝起きた時から既に30℃になっていた今朝も、
こんなに爽やかに朝顔は、咲いてくれました。
つぶらな瞳を精一杯開いて、
「お早う!」 と、言ってくれているようです。
「新しい日が、窓を叩いているわ。
あたし達に何を持って来てくれるかしら。」
【「アンの娘リラ」 第3章】
これは、炉辺荘に下宿している教師の
ミス・オリバー の言葉ですが、
実は アン や、アンの娘 リラ のように、
物事を前向きに捉えた言葉ではありません。
でも、(物事には両面があるのですから)
私には朝一番の朝顔を見ると、どうしても、
いい意味で捉えた言葉と、なってしまうのです。
すみれ色・・。
何と優しくて、語感の柔らかい
素敵な言葉でしょう。
昨日の黄昏の空は、
そのすみれ色の空でした。
朝顔のすみれ色、
空のすみれ色。
青と同様に癒しの色ですね。
暑さも忘れて・・長い事、
ベランダに佇んでいました。