【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

黄色い夏の午後の呟き

2007-08-07 17:15:25 | リラのお気楽ユメ日記




   今日も、暑い一日となりました。
  午前中は、いつもの蝉時雨。

   この蝉も最近では、
  ほとんどが「クマゼミ」 
  だと言いますね。

   そう言えば、“ミンミン” と鳴く、
  「ミンミンゼミ」 などの鳴き声は、
  あまり耳にしなくなったような気がします。

   ところで、この 「クマゼミ」。
  私には “ジッジッジッ” としか聞こえないのですが、
  “然(し)か、然か・・” つまり、“そうだ、そうだ” と、
  昔の人は、聞いたそうです。

   ここでも、単なる鳴き声を言葉として捉えた、
  日本人の素晴らしい感性を思います。



   他にも、「ミンミンゼミ」 は、
  “見う見う(会いたい会いたい)” 
  「つくつくぼうし」 に至っては、
  “美し、佳し”、“つくづく惜し”、
  “つくづく憂し(辛い)” 
  と聞いた人など・・様々だったようです。

   当たり前に自然と会話し、その時々の、
  人々の気持ちをも反映したのかも知れませんね。

   ところで、今我家の庭で一番元気なのは、
  朝顔と、このハイビスカスです。
  今日もこうして大輪の花を咲かせてくれました。

   花にも色々な表情があり、見ていて飽きません。
  朝顔が楚々とした朝の美人なら、
  ハイビスカスは、太陽が似合う昼の美人でしょう。



   冒頭の写真は、
  言うまでもなく紫陽花の
  ドライフラワーです。

   新しいのを追加しました
  ので花瓶を変えてみました。
  今度は、清水焼です。

   花もそうですが、
  こんな壺も私は見ている
  だけで心癒されます。

   スッと背を伸ばした壺、
  丸まった壺・・。

   土の息吹きと
  作者の無言の心を感じます。

   上の写真は、午後4時少し前の空の写真です。
  いつもコメントを寄せて下さる、
  blue camelさんから昨日、“入道雲を見た・・” 

   ~とのコメントを頂いたばかりだったのです。
  そうしましたら・・。

   早速、今日、こんな空に出会いました。
  群青の空と白い雲のコントラストが見事です。
  やはり念ずればそれは、通じるのでしょうか・・。

 






 



   余談ですが、最近又々、
  韓国ドラマ 『春のワルツ』 を見るようになりました。

   何でも 『冬ソナ』 と同じ監督の作品の 
  “四季シリーズ”、「最終章」 だそうですね。道理で・・・。

   「その時の涙で心に井戸が出来たの。
  一生枯れる事のない井戸。」
   
  ~なんて、心憎い? 台詞があったのですね。

   私は、強いストレスを感じた時、必ず思い切り弾くのが、
  ベートーヴェンの 「テンペスト」 です。

   何と!! ピアニストのチェハ(ソ・ドヨン)が、
  つい先日の放送で、同じように、同じような状況の時、
  この曲を弾いていました。

   ポピュラーな曲ですので、
  当然と言えば当然なのかも知れませんが、何だか親近感。

   それにしても、チェハ役のソ・ドヨンて、甘いマスク。
  土曜日の楽しみが、もう一つ増えました。