【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

瞬間の煌き

2007-08-04 16:15:11 | 香る庭の花綴り
 




   午前中はどんよりした天気でしたが、
  午後からは晴れ間も出て来ました。

   それにしても、台風一過で爽やか! 
  とは、行きませんね。
  昨日、今日と蒸し暑い天気です。

   蝉の大合唱は、今日も相変わらずですが、
  それでも、朝一番に微妙にその色を変えて
  くれる、こんな朝顔 「薩摩の紫(ゆかり)」 
  に出会うと、いつもの事ながら、
  パッと心は華やぎます。
  


(こちらは前回の「薩摩の紫」)

   
   何と涼やかなのでしょう! 
  朝の僅かな時間、その瞬間に命を懸ける、
  健気さなのでしょうね。

   一方、もう一つの朝顔、「暁の海」も、
  地面すれすれの所に、こんな大輪の花を咲かせました。

   休日の朝なのに、頑張って早起きした
  甲斐がありました。そう言えば・・・。

 



   “人は、知らない。蝶の不安や誇りを。
  命ある限り自らの全てを武器にして、
  この失われる生命さだめにある美しさを・・・”


 


   これは、今日の 
  『風の少女エミリー』 の中の一節です。
  この中の蝶を朝顔に置き換えれば、ピッタリ来ます。

   朝顔でなくても、春の桜を初め、
  どんなに沢山の物が、そこに当てはまるでしょう。

   エミリーは又、
  「美しさは、失われるから尊い」 
  とも、言っています。



   今日も庭に出ますと・・。
  トンボが、ワッと集まって来ます。
  赤トンボも、そうでないものも・・。

   写真のトンボに至っては、
  すっかり慣れてしまっています。

   テレビでは、トンボの数が、
  少なくなっているなんて
  言っていましたが、少なく共、我家の
  周辺では、そんな事はなさそうです。

   ところで、前述の蝶。
  トンボと同じく色々な蝶がやって来るのですが、
  なかなか写真には撮れません。

   止まった・・と、思ってもすぐにヒラヒラと、
  どこかへ飛んで行ってしまいます。