読書おぶろぐ

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7月24日通り

2009年09月14日 14時05分35秒 | 小説
吉田 修一氏の作品。

この作品、最初に扉を開くと目次が面白いなと思ふのですが、最後のほうに
この目次の意味がわかります。

さうか。 かういふことか。
自分はだうかな・・? と思つたが、考へると面倒なので考へませんでした。

主人公本田小百合の家族と同僚・そして高校時代からの付き合いのある人たち
の人間関係を描いてゐるのだけど・・・・

吉田氏は人間の心理の描写が上手だと思つてゐましたが、この作品は特に
それを表してゐると思ひます。

最初から最後まで、「迷つてゐる」主人公の気持ち、わかるなあ・・・・


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