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新・日本国憲法草案 ”国家”日本の新生

2013年02月16日 16時33分05秒 | 政治関連・評論・歴史・外交

中川 八洋氏の著書。 中川氏の著書は、数冊読んだので感想を投稿してゐる。

女性天皇は皇室断絶 男系男子天皇を、奉戴せよ
皇統断絶 女性天皇は、皇室の終焉 
悠仁『天皇』と皇室典範
http://blog.goo.ne.jp/liebe-kdino-schumi/s/%C3%E6%C0%EE%A1%A1%C8%AC%CD%CE

上記の3冊を読んで、共産・社会主義者らがいかに日本を破壊しやうとして日教組やマスゴミ(特に朝日、毎日)を使用し日本人を「洗脳」し貶めてゐるのかよくわかつた。

皇室に関する「悪質な政治宣伝」の手法があるので、一読をお勧めしたい。 そして、昔から言はれてをり、朝鮮共産左翼とマスゴミが必死になつて「阻止」をしてゐる

「憲法改正」 (本質は「9条死守」 「護憲」 なのだが)

これらが、今、問はれることが起きてきてゐた。 民主党政権下で「シナ様」「朝鮮様」よりの対応をしてきた 「竹島・尖閣諸島の日本の領土の危機放置」である。

ここでまた、9条といふ問題が浮上してきた。現政権の安倍氏は、憲法改正を謳つてゐる。

中川氏が、湾岸戦争が起きた後の平成3年(91年)、本書を刊行された。 

驚かないが、20年前と全く状況は変はつてをらず、「湾岸戦争よりも身近な危機」が日本に起きたおかげで、日本人がやうやく「自分の身は自分で守る」「憲法9条の怪しさ」「抑止力には結局軍事力が必要」「民主党政権を導いたシナ朝鮮の手先の反日マスゴミの正体」等に気づき、安倍政権の「改憲」「防衛費増額」に反対を唱える共産朝鮮左翼の手先のマスゴミに抗議する状況となつてゐる。

本書は、刊行こそ20年前だが今現在日本人が読むべき書と思ふ。 (図書館の書庫にあつた。みなさんも、図書館で探してみてください)

目次紹介:

新・日本国憲法草案  (中川氏の改正案)

第Ⅰ部 ”国家”日本の新生と憲法  村松 剛氏との対談
第Ⅱ部 憲法正常化と平和主義の払拭 
      第1章  腐敗した「平和」主義    - 「護憲」と悖徳
      第2章  破綻した日本国憲法    - 湾岸戦争の遺産
      第3章  自衛隊から新・国防軍へ
      第4章  日本の憲法学とデマゴギー  - 社会主義革命のための「護憲」
      第5章  戦争の21世紀と日本      - 憲法改正なしに生存できるか

20年前の湾岸戦争、といふ「戦争に参加しなかつた日本」の状況(背景にゐた「朝鮮左翼社会党」の主張、それを後押しする朝日新聞)から第五章の 「戦争の21世紀と日本 - 憲法改正なしに生存できるか」は現在の状況の予言のやうであり、「防衛と侵略は別物」といふことを日本人がきちんと認識して、シナ朝鮮の手先である左翼に惑わされないことが重要と言へやう。

中川氏の憲法改正案と対する形で現行条文があるが、現行条文は怪しげな長文がだらだらと続き、共産主義臭がプンプンするものであることが際立つてをり、寒気がした。 

そして、さらに重要な「指摘」が村松氏との対談や第Ⅱ部の中川氏の主張の中に出てくる。

社民共産民主等、「朝鮮左翼の手先」とも言へる党は「国際貢献活動に対する自衛隊の派遣」について9条違反とか、「憲法違反」「個別的自衛権はいいが集団的自衛権は違憲」の難癖をつけますが

日本国憲法98条には 「条約および確立された国際法規は、これを誠実に遵守しなければならない」と謳つてゐる事を、無視してゐるらしい。これはだういふことかといふと

「集団的自衛権の行使の禁止」は国連憲章51条を否定することになる

とのこと。日本は国連に加盟しながら、国連憲章を無視し否定してゐることになる。 

ここ数年の、社民党はじめとした「朝鮮のための政策」を実行しやうとしてゐる人たちの、「法規無視」が徐々にネツトにて明らかにされてゐるが、基本朝鮮左翼といふのは、法を守らない、無視して自分の意思を通さうといふ傾向があるらしい。

「集団的自衛権の行使の禁止」もその一環だつたわけだ。しかも、マスゴミが揃つてこれを支持するやうな姿勢を示し、集団的自衛権を行使するのは憲法違反と即座に流すやうな雰囲気がある。

マスゴミが不勉強でバカなのは有名でしたが、ここまで来ると新聞などカネを払つて購読する価値もないし、テレビを見てスポンサアの商品を購入し、その番組に間接的に出費することは日本人に対する詐欺行為にすら見えてくる。

朝鮮左翼は、「日本人の味方」(日本人の若者の血は流させない、戦場に子供を送らない等「日本人を安全に保つ政策をします」アピイル)のフリをしながら国連を無視することを日本で推奨し、実行させ日本の世界における地位を貶めやうとしてゐるに過ぎない。しかも、国連憲章違反だけではなく、自分達がなにかにつけ大騒ぎする「憲法違反」(98条)を自分達がしてゐるのだから恐れ入る。

マスゴミや野党が大騒ぎすることは、鵜呑みにせず必ず自分で調べませう。ほとんどが反日が裏にあると言ひきるくらい、この数十年以上反日活動をしてゐる。

この「反日左翼政党」およびその手先の日教組、マスゴミの狙ふことについても本書に書いてある。20年前は「詭弁」と取られたかもしれないが、民主党政権のやつた事、シナ朝鮮、ロシアの領海・領空侵犯を併せて考えると、中川氏の主張は事実を突いてゐる。

「日本の左翼勢力は、もともと強力な改憲勢力です。天皇制廃止のために、憲法第1章を全面的に削除するという基本針をもっているからです。(中略)日本の「護憲」論の発生は、日本の社会主義革命のための有効な一方法としての「ソ連軍を導入して社共政権を作り、我が国を社会主義化する」方針に基づいてできたものです。このことはたとえば、憲法学の小林直樹・東大名誉教授がはっきりと明言しています(「月刊社会党」1984年1月号)。

ソ連軍を導入するためには、日本に米軍がいないこと、日本の軍隊がないことの弐つが最も望ましいわけで、そうしたことから”非武装中立”というスローガンが発案されたのです。」(P67-68)

今はソ連軍の代わりにロシアシナ朝鮮となつてゐますね。大変わかりやすい解説である。中川氏の著書をぜひともご一読願ひたい。

そして左翼のデマの象徴である、「明治憲法悪玉論」に必ず出てくる 「天皇ハ神聖ニシテ侵スベカラズ」ですが、ここ解説もある。
「あらゆる立憲君主国の憲法が『君主は神聖にして侵すべからず』ということをうたっている。立憲君主は政治的に無答責である、ということに対応しているのです。人間であるならば、政治に関与すれば必ず何らかの責任が生じる。しかし君主だけは別格であり、普通の人間とは違うのだということを、はっきりとしておかなければならない。そのために無答責条項には必ず『君主は神聖にして侵すべからず』がついているのです。」(村松氏、P71)

朝鮮左翼は、ここをねじまげて天皇主権でやりたい放題で現人神宣言を敗戦によつて行ひ、「日本が国民主権となつた」とやるが、まず嘘を前提にもつてきて、国民やアジアの人が被害者であると植え付けるやり方は大変汚いものである。 

無答責と明治憲法で制定されてゐたのであるから、天皇の戦争責任などないのである。朝鮮左翼はかうした事実を無視して、天皇戦争責任論を言つてゐる。不勉強な上に悪質である。日本人はきちんと「事実」を勉強しやう。

それから、「天皇元首論」であるがまた、東大の宮沢俊義、小林直樹らが「象徴だから元首ではない」と嘘を広めてゐるらしい。
「天皇がもしも元首でないとするなら、これは大変なことになる。戦後半世紀にわたって、列国大使が信任状を天皇に上呈してきたのは、天皇が国家元首だからです。天皇が他の国に行かれると、儀仗兵は21発の礼砲を撃つ。それも天皇を国家元首として認めているからでして、ご崩御の折に国家元首が大喪の礼に参列したのも、天皇が元首だと思っているからです。」 (村松氏、P74-75)

そして驚くべき記述を次に見つけた。
「皇族には義務だけが課せられています。相続税まで取られてなんの権利もない」村松氏
「選挙権がないのに相続税を取る、このとんでもない政府のやり方は改めるべきです」中川氏 ( P78)

朝鮮人は税金も払つてないのに、生保だのなんだの随分優遇されてゐますねえ。自分達で勝手に来て、帰国の際にも帰国せずに残ることを選択しながら「被害者」「強制連行」の嘘を連発して、天皇制を否定しながらこんな優遇を得てゐるわけですね。ますます許せませんね、朝鮮人。

日本人が今一番考へなければならないことは、「憲法9条に便乗した平和主義の反道徳性」であらう。この件に関しては中川氏がP88-96に詳細を記述されてゐるが、ここでも見つかるのは朝鮮左翼、社会党(湾岸戦争当時、土井たか子名乗る李高順)と朝日新聞の姑息さである。

湾岸戦争でクウェートに侵攻し侵略したサダム・フセインに会いに行き「フセインの大義」にお世辞とへつらいを述べたらしいし、朝日は「(フセイン)大統領はアラブの統一、自由、社会主義のために戦ってきたというが、それは貧しい名もない人のことを真剣に考えたことだと思う」(1/14付)と犯罪者を擁護してゐる。この姿勢は今のシナ朝鮮に対する朝鮮左翼の姿勢と全く変はつてゐない。

とどのつまり、朝日が支持する「朝鮮左翼反日政党(議員)」は憲法9条と「平和主義」といふ一見耳当たりのいい言葉で日本人を騙し、世界的にみれば犯罪者を庇ひ、その犯罪者に対する「制裁」を日本は憲法に反するから止めませうといふことをやつてゐるのである。これでは国際社会から信用は得られないし、日本人がバカと思はれても仕方がない。

朝鮮左翼とその先陣を切る朝日の反日暴挙は許しがたい。日本人は朝日の購読を止め、朝鮮左翼のやり方を認識し「ほんたうの平和」はいかなる上に成り立つのか現実を見るべきである。

そして、その邪魔をさらにすべく朝鮮左翼は自衛隊を「いぢめて」ゐる。朝鮮左翼が一番騒ぐ「人権侵害」を自衛隊員にしてゐるのである。

1972-1973年にかけて革新系市長がゐた那覇市と立川市では自衛官の住民登録拒否といふ、憲法第13条と第14条をあからさまに蹂躙することをなした。これが「人権」を声高に叫ぶ左翼の正体である。(P121に詳細が記載)

本書を読むと自衛官といふ「一番命の危険に晒される」立場が、警察官よりも低い日当や補償である「侮辱的措置」に触れて唖然となる。20年前の本とはいへ、こんなことがなされてゐたことと改善されてゐるのか?と思ふと同時に朝鮮左翼の横暴は許してはならないといふ気持ちが強くなる。ついでにいふと、ソ連(ロシア)の領空侵犯は今に始まつたことではなく、60年代からの侵犯が一覧表になつてP136にある。 これらを公表せず、そして知りながら朝鮮左翼は自衛隊を攻撃して防衛費を減らせ(つまり給金)とやつてゐたのだから許しがたい。自衛官の方々にはただ感謝である。

169頁から「戦争の21世紀と日本」として「吉田茂の大罪」が書き始められてゐるが、吉田茂は国家主権を回復し独立した際に憲法改正をしなかつた。これに対しては石原慎太郎氏が都知事時代から国会で言及してゐるが、本書には興味深い発言が載つてゐる。

米 ダレス特使
「米軍を日本に永久に置くわけにはいかない。日本が再軍備を嫌がっても、それゆえに自由世界防衛に貢献しない弁解にはならない。日本は国連に加盟すれば国連の安全保障に貢献しなければならない」 (P171)

これは至極当然の発言であらう。 日本は国連に加盟した時点で国連憲章を遵守することを理解し、憲法98条もあるわけだから9条護憲、日本の若者の血は流させない、子供を戦場に送らないなどとの主張は的外れなのである。

それを放送せず、「護憲」派なる国際無視の朝鮮左翼の言ひ分を大きく取り上げるマスゴミは愚の極みである。朝鮮人が法を無視するのは理解してゐたが、日本人になりすましてこんなことをしてゐるのは許しがたい。

マスゴミは平気で嘘を流すので、日本人の「真剣な考慮と議論」にはかなり邪魔だ。恥ずかしながら私は本書を読むまで集団的自衛権の行使の禁止が憲法違反であり、国連憲章違反だと知らなかった。

さらに中川氏の著書を読まうと思ふ。



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