読書おぶろぐ

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ブラツクペアン 1988

2010年07月17日 18時32分22秒 | 医療 (医療小説含)
 
海堂 尊氏の作品。
 
医学生として、医師国家試験を受験し結果を待ちながら研修を行なつてゐる
世良雅志を主人公とした、大学病院の物語。
 
世良が研修を受ける大学病院に講師として赴任する高階
元々ゐる、「手術職人」の渡海(とかい)医師
教授である佐伯
 
大学病院といふ、一種の「社会」のなかの世界が描かれる。
 
読者の心理は、研修を受ける世良雅史とダブルかもしれない。
しかし
医師の心理は?
 
こんなことに患者を巻き込むなよ
大学病院は、ほんたうにたまんないな~
と思ひながら読みましたが・・・ 
 
医師 
のやうな責任重大な仕事は早々ないし・・・・ 
 
なんとも言へない気持ちとなりました