千一夜第2章第736夜 竿ドボン

2013-10-27 20:28:05 | サーフ

2013.10.27(日)

朝まずめ終了の築港。今朝は5時に起きたので朝まずめには十分に間に合うと思っていたのだが、起きてコーヒー、トイレ、メダカの餌やりなどでぐずぐずしている内にまずめは始まっていた。釣り場に着いた時には6時30分になっていた。まさに日の出の時間である。

釣行日:10月27日
旧暦:9月23日
場所:徳山築港
時間:06:30~15:40
天候:晴れ
風  :弱風
月齢:22.1
潮  :小潮 満潮14:43潮位250cm 干潮07:34潮位117cm
狙い目:カレイ・キス
釣り方 :サーフ
餌  :ゴカイ・ホンムシ
釣果:木っ端ガレイ1・キス27・イイダコ2・ハゼ4Rリリース
釣友:S=木っ端ガレイ1・キス17・イイダコ2・メゴチ1・ナルトビエイ1リリース

6時30分から7時30分までの1時間は大忙しだ。やはり朝方はアタリが多い。カレイ1枚とキス10尾、ハゼ3尾、イイダコ1杯が立て続けに揚がる。この時間帯に釣友SにTEL。餌が残り少なくなってきたからだ。Sも釣りの準備をして直ぐに来ると言う。Sの自宅からは20キロ弱はあると思うが、8時過ぎには餌を購入してやって来た。この頃にはアタリも落ち着いて私もコーヒータイムに入っていた。

今日は生憎釣り場の前には台船が着いていたので、僅かのスペースからサーフしていた。朝方は小型タンカーや漁船など船の出入りも多く、ライン出しには神経を使う。台船の向こう側にはタグボートが着いていたが、今日は動く様子もないので潮が満ちて来たら台船の上に移動しようと思っていた。朝方は干潮時なので、台船に飛び降りるにはリスクが大きい。

11時頃に釣り場を台船上に移す。それまでは狭い釣り場で2人が竿を出す。キスは適度に釣れ、暇を持て余すということも無かった。ゆっくりしたのはコンビニ弁当を食べた昼食時だけだ。 

置き竿なので、釣れたキスが度々はらわたを食われていた。無論これは釣友Sのみだが・・・。私は恐らくコウイカの仕業だと思うが、Sはエソの仕業じゃないかと言う。通常、エソならキスを丸呑みするのをSは知らないようだ。しかしはっきりしたことは解らない。

キスやハゼをヒラメ仕掛け(傘針2本に餌の上下に針を付ける=太刀魚釣りの仕掛けに同じ)に餌として付けて試してみたが、写真の通り、餌の真ん中を見事に食われている。なかなか知能的な犯魚だ。結局、犯魚の正体は解らず仕舞いだった。

イイダコも2人で4杯揚げた。これはSが釣り揚げたものだが、揚がっても尚、石を抱き続けている。重かったのでちょっと期待したと言うが残念だ。

15時頃、何時もこの波止に着いている「あけぼの丸」(写真左奥台船前)が、台船に横付けのため入港して来た。船長や船員とは既に顔馴染みである。「日曜なのに仕事?」と聞くと、「俺らの仕事に曜日は関係ないよ」と言われる。仕方なく急いで竿を引き揚げる。全部の竿を上げるまで横付けは待っていてくれる。元の位置に戻って再び竿を出す。

竿を出し終わって一服していると、Sの竿が一直線に海中へドボン。落ちた竿は直線に前に進む。が、途中で止まって今度は左向きになる。Sは別の竿を急いで巻き上げて、海中の竿目掛けて仕掛けを投げるがゲット出来ず。私はSに海中の竿先に向けて仕掛けを入れろとアドバイス。3度目でやっと針が海中の竿のラインに掛かる。Sが手持ちの竿のラインを張ってリールを撒き続け、私が海中の竿のラインを掴み竿をゲット。竿を持つとグイグイ引き込む。私はハリスが切れないようにラインを緩めたり巻いたりする。Sは急いでタモを取りに行き私と交代する。慌てているSに、無理をせずゆっくりやれとアドバイス。漸く姿を見せたのは、予想通りのナルトビエイだった。私がタモですくい上げ、やっとゲット。周りに居た釣り人達も集まって来て、揚げた時には拍手喝采だった。針掛かりは良くするが、なかなか揚げられないので珍しさもある。

ナルトビエイの口はこの裏側であるが、針は口にしっかり掛かりペンチを使ってもなかなか外れなかった。アカエイの両サイドは食べられるらしいが、ナルトビエイはどうだろうと言うと、誰も食べたことは無く食べられるかどうかも誰も知らなかった。

普段は貝類を食べているのだろう、口には鋭い歯が並んでいる。良くハリスが切れなかったものだと思う。この後、釣り場の後方の公園内にある海水の池に放流する。池は海に通じているが、出入り口が狭いので恐らく通り抜けることは出来ないだろう。大潮の干潮時には池も干上がるので、その時までは生きているだろう。元々駆除の対象魚なので良いんじゃないかな。通りすがりの人がこのエイを発見して吃驚していた。我々はその光景を見てまた喜ぶ。

ナルトビエイの騒ぎの後、我々も少々興醒めしてきて、これで納竿しようということにした。そして納竿の最後のSの竿にカレイが掛かっていた。Sもカレイゲットでボウズを逃れた。何とも今日はSデーだったなあ。彼と釣行すると、何時も何がしかのサプライズがあるので面白い。もう少し水温が下がって来ると、カレイ釣りも面白くなる。

本日の主な釣果。カレイは22cmの木端だが、キスはこのサイズだとまずまずだ。トータル的に見ても、二人でキスが44尾なので良く釣れたなあと思う。

帰宅後、直ぐにカレイの唐揚げだ。久し振りのカレイは美味い。

【10月27日過去の釣行記録】
・2005年本浦港防波堤、18:30~20:00、長潮、釣果=アオリイカボウズ

【この日の釣り情報】
・2007年切戸川河口、19:00~22:00、大潮、釣果=キス9

【旧暦9月23日釣行記録】
・1999年10月31日、奈切大気暴露試験場前、08:00~12:00、小潮、釣果=キス4・アイナメ1・アナゴ1
・2005年10月25日、笠戸本浦、夜、小潮、釣果=アオリイカボウズ
・2007年11月02日、上関室津埠頭、18:25~21:00、小潮、釣果=キス3・チダイ3・アジ1・ハゼ1・アナゴ4

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8 コメント

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よかったですね (KYU)
2013-10-27 21:12:17
竿良かったですね。私も一度落としましたが
回収はできませんでした。
カレイもそろそろみたいですね。
私も初メバルゲットできました15cm程度が5匹ですが。
Unknown (lennon)
2013-10-28 20:45:53
メバルの釣り場は何処でしょうか?
今の時季はまだ数はきませんが5尾ならまずまずですね。
ワンサイズアップを狙いたいところですね。
食われた腹 (ゴチ)
2013-10-28 21:06:50
腹を食われたキスは餌木と同じような大きさなのでコウイカの仕業かもしれませんね。引き込まれた竿が戻って良かったです。竿先から離れたところに投げても垂直に下がったラインには引っかかりませんね。「亀の甲より歳の劫」、20kmも遠くから来て損害が無くて良かったです。
お疲れ様です (KYU)
2013-10-29 06:45:33
粭島でワームで釣りました。技術はないので適当にただ巻きですが。出会った釣り人はメバルには時期が早いと言われました。
私の釣り場所は居守、粭島、洲鼻しか行ったことありません。以前コメントしましたが駐車場の問題で。
昨日は仕事帰り居守に行きましたがワームでカサゴ、アジしか連れませんでした。
エギンガーが5人いましたが連れてないとのことでした。ただ、少し行かないうちに墨が落ちていました。
サビキ釣りは一人、まずまずサイズのアジを釣っていました。サビキカゴの先に付けた針に30CM程のクロが連れたと喜んでいました。私もウキ釣りでクロを狙ったことがあるけど、手の平サイズばかりなので羨ましかったです。
長々とすいません。
to ゴチさん (lennon)
2013-10-29 19:01:57
コウイカは下松第2埠頭では揚がっていますので、この食い方からしてまず間違いないと思います。
何事にもアクシデントは付き物ですが、慌てず騒がず状況を把握することが肝要かと。
to KYUさん (lennon)
2013-10-29 19:10:12
メバルはやはり時季尚早だと思います。
水温は2か月遅れと言われていますから、12月に入ってからがシーズンインだと思います。
私はサビキは滅多にやりませんので、たまにはサビキでアジ釣りも良いかなとも思います。何はともあれ釣れれば何でも面白いものです。
Unknown (うみつばめ)
2013-10-31 06:39:15
はじめまして・・・
沖縄のうみつばめです
突然のコメントで すみません

エイを釣り上げたんですね
実は 一昨日 漁師さんからエイを貰いました。
画像のエイと たぶん同じ種類どと思います
ナルトビエイって言うんですね

から揚げにして食べました。
軟骨ぽくて 意外と美味しかったですよ
to うみつばめさん (lennon)
2013-10-31 21:39:36
申し訳ございませんでした。実はナルトビエイでは無くアカエイでした。
訂正記事を次号に記載していますので悪しからずです。
われわれはこれを捨てて帰ったのですが、アカエイの鰭は美味いらしいです。
まだ食したことがないので次回は挑戦します。
さて、調理方法はと・・・・

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