千一夜第2章第805夜 八島沖合~祝島~笠戸サビキ釣り

2014-06-08 23:06:55 | 船釣り

2014.06.08(日)

5月25日に十数年振りに出会った釣友KA氏と、今日は彼の船で船釣りとなった。周南市の福川港(旧新南陽市、カープ津田の故郷)から、わざわざ下松市の洲鼻港まで迎えに来てもらった。他には下松市の人で福川港に船を係留している人と、彼の友人で宇部市から来たという人との4人での釣行となった。5時に福川港を出港ということだったので、5時20分には洲鼻港に待機した。ところが出港が遅れたようで、洲鼻港に迎えに来てもらった時は6時になっていた。それは兎も角、無事に洲鼻港を出港し、笠戸大橋をくぐって祝島方面に向かう。下松湾を船で走るのも久し振りだ。

釣行日:6月8日
旧暦:5月11日
場所:八島沖合~祝島~笠戸上コーズ
時間:06:00~16:00
天候:曇り
風  :弱風
月齢:10.3
潮  :若潮 満潮04:16潮位252cm 干潮10:59潮位106cm  満潮17:24潮位242cm 
狙い目 :アジ
釣り方 :船釣り、胴付仕掛け
仕掛け:道糸3号PEライン、サビキ仕掛け(ハリス5号、幹糸4号、錘100号)
餌  :オキアミ
釣果:エソ2R
釣友:KA氏=エソ2・フグ1、宇部の人=大アジ1・小アジ1、下松の人=大アジ1・小アジ1

光市沖の牛島を過ぎ、祝島と長嶋(上関)の間を抜け、宇和島と八島の中間辺りから沖合に出る。この日は潮が悪いのか釣り船の姿が殆ど見えない。

八島沖合の釣り場に着いた時にやっと釣り船が見えた。4杯の船がアンカーを降ろして掛かり釣りをしていた。

さあこちらも準備開始、私は船釣りでのサビキ釣りは本当に久し振りである。それこそ十数年振りかも知れない。これまでの船釣りは胴付仕掛けで餌は活きエビか、アジを餌に泳がせ釣りが主体だったからである。

オキアミを使ってのサビキ釣りは、餌を十分に撒かなくては勝負にならない。潮の流れで上側はあまり釣れないが、下側に撒き餌が流れるので上側は撒き餌を撒くのに精進しなければならない。一度寄って来たアジを逃さないためにも十分な餌が必要になる。

餌籠をセットしてオキアミを入れる。ラークをセットし竿のスタンバイ、バッテリーは前日充電してきたので、電動リールもバッチグーである。但し、ここでは100号の錘を使うと言うので準備していなかった。船に積んであった錘を借りる。

たまにアタリがあるがなかなか針掛かりしない。掛かっても電動で巻き上げる内に外れてしまう。そんな中、宇部市から来た釣り人が大物のアジをゲット、結局ここで釣れたのは4尾であるが、アタリは倍以上あった。他の遊漁船も我々の船に近付いて釣果を聞きに来るが、2~3尾しか釣れていないそうである。何時もならここは釣り船で混み合う場所らしいが、皆、今は釣れないと知っているのだろう。ここで12時までやって移動する。

八島沖から祝島東側に来る。ここでも釣り船が4杯いた。竿を出すがアタリは無い。1時間程度やってみてアタリは全く無し。

祝島の周りをぐるぐると移動するが、魚探に魚の姿はなかなか映らない。実はKA氏、船のオーナーではあるが、船釣りに出るのは1年振りとのこと。おまけにGPSを取り換えているので、以前の情報は殆ど無し。従って、遊漁船などが釣っている周辺を、魚探で探しながら場所決めするといった具合である。まずは釣り船を探すのであるから、この日のように釣り船が少ないと苦労する。そのため移動時間が長くてゆっくり竿を出す時間が無くなるのだ。KA氏の得意な場所はやはり福川沖の大津島周辺ということになる。

祝島と小祝島の間の海峡を通る。上の写真が祝島南端。

海峡から小祝島を正面に見る。

祝島周辺を諦めて笠戸島に戻る。KA氏の船は大型の釣り船で頗る速い。25ノット(1ノット=1.852Km)くらいで走るので、約時速46Kmである。今は日除けのためにテントを張って屋根を作っているので、かなり速度が落ちるとのことであるが、それでもこれだけ出れば速い方だ。笠戸島南端の火振り岬を通り過ぎる。

火振り岬をやり過ごして上コーズ、下コーズへ向かう。嘗てここで船に一緒に乗っていた人が、80数センチのヒラメを揚げたことがある。コーズの写真を撮ったと思っていたが、どうやら保存するのを忘れていたようだ。コーズというのは岩礁であるが、上の方が大きな岩礁で下の方が小さな岩礁となっている。従って、掛け上がりになっている所が多く、絶好の釣り場とも言える場所である。ここで少しやってみたが、やはりアタリも無く遂に納竿する。

帰宅すると、イサキ(36cm)の良いのがあった。あったと言うのも変だが、同僚釣友Tが玄界灘方面にイサキ釣行したようで、我が家に2尾置いて帰ったようだ。私はボウズで帰ったのでこのイサキは有難かった。刺身にしてもらったが、頗る美味かった。

【6月8日過去の釣行記録】
・この日の釣行記録はありません。

【この日の釣り情報】
・2013年徳山築港、04:20~15:00、大潮、釣果=カレイ2・キス16

【旧暦5月11日釣行記録】
・2008年06月14日、粭島小瀬戸、19:00~22:30、若潮、釣果=メバル9・アジ15
・2011年06月12日、櫛ヶ浜港新防波堤、19:30~21:20、若潮、釣果=メバル2・セイゴ1・キビレ1・アジ1

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4 コメント

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お疲れ様です (KYU)
2014-06-09 05:38:03
船釣りは簡単に釣れるイメージを勝手に持っていましたが難しいものですね。エソはあまり嬉しくないですね。
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Unknown (lennon)
2014-06-09 20:43:41
船釣りもやはり潮加減が重要ですね。それに青物狙いは回遊する魚を狙う訳ですから、来るのを待つ釣りになります。来てもその時に十分な食い気が無ければ駄目で、魅力的な餌も与えなければなりません。魚が居るのに釣れない、なんてことも良くあることのようです。
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屋島? (ゴチ)
2014-06-09 21:45:59
大きな船で期待していたのに残念でしたね。それにしても遊漁船が全く集まらないと言うのには驚きますね。海の中が見えているのでしょうか。気温、風、波、潮、太陽など色々な条件を考慮して漁場を決めると思われますが、漁師の感は凄いです。遊漁船より漁労長の乗っている漁船はもっと凄いですね。乗組員の生活がかかっています。八島の闘い?と思いましたが、あちらは”屋島”でした。
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Unknown (lennon)
2014-06-09 23:04:06
地元の遊漁業者などは沢山のデータを蓄積し、また情報交換も小まめにしていますので、釣れないと判断したら絶対に客を取らないようにしています。ですからこんな日に出ているのは、個人で船を持っている好事家か、情報が少ない、或いは商業主義に徹している業者かということでしょう。
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