2019.06.04(火)
第8回上関釣り大会(2019年6月2日)その2は、釣行風景をアップします。
我々のメンバーはOBを含めて全員が会社の同僚である。最年少のTも既に定年を迎え嘱託の身となった。要するに全員60歳以上である。5時間程度の船釣りだが、私はヘルニア持ちでおまけに風邪ひきだし、病院通いの先輩も居て老体に鞭打って参加している訳だ。しかし全員、気持ちだけは若い。最近では一緒に船釣りすることも減り、この大会が唯一顔を合わせる機会であり、生存確認の場でもある。
上関港から1時間移動して、7時30分、釣行開始である。釣り位置は舳(みよし、船首)にT、次がF先輩、IM大先輩、中央が操舵室及び船長、艫(とも、船尾)に私とMちゃん先輩である。竿出しの方向は船から左側となる。いざ、勝負、勝負!
釣り始めの第1投目、私の横のMちゃん先輩、舳先のF先輩、IM大先輩に3人同時にアタリがある。水深は20m程度である。第1投目からのアタリは初めてのことだ。勿論3人同時にボウズ逃れも初めてのこと。サイズ的には今一で3人共チダイ(ハナダイ)である。マダイと似てはいるが、チダイは背びれの最初の2本が長い(写真参照)し、鰓の所が赤みを帯びている。マダイは背びれも綺麗に整っているし、鰓の部分も濃い赤である。味もチダイはマダイには遠く及ばない。今日最初の獲物がこれだから・・・。(写真の獲物はそれぞれ最初の1尾目のもの)
写真は船釣り専門のF先輩、年季が入っており漁師も顔負け・・・とまでは言えないか。尤も、F先輩の場合、最後に大物を釣り上げることがたま~にあるので、締めを期待したいが・・・。1尾目を揚げた後はちょっと調子が出ず中盤までは大人しかった。終盤に差し掛かりチダイを少々揚げ元気になられたが、今日は実力発揮出来ず仕舞いだったようだ。
私の隣のMちゃん先輩も第1投目でチダイを釣り揚げる。その後からはコンスタントにチダイを揚げられた。山陰方面のマダイ釣りで鍛えておられるので実力発揮か。15号程度の軽い錘でフカセ釣りのような感じでやっておられた。時々、タイラバもやっておられたがこちらはアタリ無しだった。最後に良型のメバルを揚げたが、果たして入賞できるか。
最長老のIM大先輩も第1投目の1尾。出足好調である。チダイを数尾揚げられたが良型のものが多かったようだ。最後に良型メバルのダブルを揚げられたのは良かった。最近はあまり釣行されていないようだが、まだまだ元気そうなので安心した。来年も是非とも参加して下さい。
私も2投目で絵に描いたようなチダイ、背びれ2本が見事に伸びている。今日は6尾のチダイ、マダイ1尾、メバル1尾を揚げ、揚げる途中に3回バラした。今日は私だけではなくバラシも結構多かったようだ。私もタイラバに挑戦したが、アタリすら取れなかった。
船長は操舵の合間にタイラバをやっていたが、見事にチダイを釣り揚げた。
一番若いTは自前のボイルの大きいエビを用意してきてテンヤ釣りだ。最初の1尾目を揚げるのは一番遅かったが、慣れてくるとコンスタントに釣り揚げ始めた。テンヤは広範囲を探れるためアタリは多く取れる。そのアタリを素早く捉えて取り込む。男女群島や五島列島などで鍛えているので手返しも早く流石である。マダイの良型も揚げていたようだ。Tが先端でコンスタントに釣り揚げるものだから、その下隣に居るF先輩やIM大先輩にアタリが少なかったようだ。
場所移動の合間の歓談風景。
12時30分頃に納竿した。チダイは大漁だったが、マダイは数少ないし計測に出せるほどのものはいない。最後の瀬にメバルが居て、私が1尾、IM大先輩が2尾、Mちゃん先輩が1尾立て続けに揚げたが、Mちゃん先輩のメバルが25cmあり、ひょっとすると入賞出来るかと期待が掛かる。
本稿は全3部とします。今回はその第2弾「釣行風景」編です。
【6月4日過去の釣行記録】
・2006年笠戸本浦港堤防、07:00~16:40、小潮、釣果=カレイ18・キス5・ヒラメ1・カナガシラ1・メバル1
・2007年櫛ヶ浜港防波堤、20:30~23:50、中潮、釣果=メバル19・シマイサキ1
・2008年東海岸通り、19:40~22:30、大潮、釣果=メバル5(1尾24.5cm)・セイゴ1・アジ10
【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。
【旧暦5月2日釣行記録】
・2007年06月16日、第1、第2埠頭、06:00~12:40、大潮、釣果=キス6・ヒラメ1・ギザミ1
・2007年06月16日、櫛ヶ浜港防波堤、19:40~23:30、大潮、釣果=メバル11・セイゴ1・アジ3
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