千一夜第2章第747夜 ハマチボウズ

2013-12-07 21:30:30 | 船釣り

2013.12.07(土)

今日はわが社のOBとの船釣りと思っていたが、6人中1人だけI大先輩の知人TG氏が来られた。今日のメンバーはTG氏とも何度かご一緒したことがあるので皆知らない仲ではない。メンバーは私以外OBであるが、I大先輩、F大先輩(写真の人物)、宮チャン大先輩、KA大先輩である。IM大先輩も来られるのかと思っていたが違っていた。

この船釣りのメンバー、私以外は既にOBとなられている。従って、皆暇を持て余しているので船釣りは専ら平日となる。そのため私は年に1~2度程度のメンバー不足要員となった。加島丸の船長までもがあなたは現役だから仕方ないと素っ気ない。永い付き合いなのに、もう少し言いようがあると思うが・・・。

釣行日:12月7日
旧暦:11月5日
場所:柳井中電沖他(06:30~08:30)~八島沖(09:00~12:30)~平群島(12:50~13:30)
時間:06:30~14:00
天候:曇り後晴れ
風  :西強風
月齢:4.1
潮  :中潮 大畠潮汐 満潮13:02潮位361cm 干潮06:28潮位6cm
狙い目:ハマチ
釣り方 :胴突泳がせ釣り
仕掛け:船胴突仕掛け、ハリス10号、幹糸12号、錘40号
餌  :活きアジ
釣果:ハマチ全員ボウズ、持ち帰りはアジ多数

今週は会議やコンペ、忘年会等々忙しかったが、今朝は自分の予定通りに釣り場に着いたので余裕があった。遊びとなると仕事の疲れが別物になる。忘れ物も無く準備万端だったが・・・。まだ朝まずめ前の暗い内に、柳井市伊保の庄の上八港を出港。

最初はハマチの餌となる小アジ釣りに、柳井中電沖のアジ場に行く。小さめ(7~8号)のサビキ仕掛けで、カゴにアミを詰めて釣る。朝まずめが終わった頃には餌のアジもかなり釣れていたが、ハマチの餌にしては大き過ぎるアジだった。少し場所移動すると餌サイズのアジが釣れ始めたが、それも束の間のこと。直ぐにアタリが無くなった。この後、餌の小アジを釣るために場所移動したが、やはりサイズの大きいアジが主流だった。ハマチの餌と言うよりは人間が食べた方が良いサイズのものばかりとなった。

餌の小アジ釣り絶好調のI大先輩、餌釣りは上手である。

天気予報では波0.5mとなっていたが、西風は強く1m以上の波だった。0.5mの波というのはべた凪に近い波である。普通、風は落ちるものだが、今日はずっと吹き荒れていた。そのため今日の船は良く揺れた。こんな日の釣果はあまり望めない。

中電沖の餌釣りを終えて、今日の釣り場である八島(やしま)に向かう。私は笠佐島周辺でやるものとばかり思っていたが、ハマチは笠佐にはまだ入って来ていないようだ。八島は周防灘の防予諸島にある。上関(長嶋)と平群島の中間辺りの沖合である。水平線上にある島が八島である。

八島の沖合には15杯以上の遊漁船が居た。狙いはハマチである。これだけの船が出ているということは期待が持てる。しかし期待は直ぐに絶望に変わる。アタリは全く無い。ハマチにヒラメも狙えるがアタリが無い。他の船も同じようなものだろう、次第に船の数も減っていった。

ハマチのポイント(泳ぐコース)は決まっているようで、八島の沖合を正確に行ったり来たりを繰り返す。水深は40m前後で、釣れて格闘するには丁度良い水深である。

潮流は早く、皆が同じ重さの錘を付けなければ直ぐに仕掛けが絡む。普段船酔いしない私だが、船の舳(みよし=船首)に陣取ったため大きな揺れ、おまけに絡んだ仕掛けを外したりしていたのでちょっと船酔いした。艫(とも=船尾)に移動して少し休むと直ぐに回復したが。

背中を見せているのは右がF大先輩、左がTG氏である。釣れないので移動する間も会話は弾まない。今日はお通夜のような釣行だった。

八島沖ではアタリも無いので、僚船である弁天丸と共に我らが加島丸も平群島の端っこの櫛が岬に移動する。ここでもハマチ、ヒラメが狙えるが、サビキでアジやウマズラハゲなど色々な魚が狙える。しかしみんな船の揺れに疲れており、仕掛けを替えようとする者は皆無だった。ここでもハマチのアタリは無く30分程度で納竿した。何時もよりは30分早い納竿である。

帰りに平生の風力発電の風車が良く見えたが、この風の強い日に回っていたのは7つの内の1つだけだった。どうして全部回さないのか良く解らない。発電量が多すぎて買い取って貰えないのかな。

14時に上八港に帰港。小さな港で、繋留してある船も20杯程度だ。加島丸と僚船の弁天丸の母港である。

手前に繋留してあるのが我らが加島丸である。船と波止との間の狭い所でチヌが入れ食いになる。余ったジアミを投げ入れると大物のチヌが浮いてくるが、誰も釣る者は居ない。

【12月7日過去の釣行記録】
・2009年第2埠頭東側、06:30~12:00、中潮、釣果=カレイ2・キス2・チダイ1・ハゼ1
・2010年櫛ヶ浜港防波堤、18:00~21:00、大潮、釣果=メバル30・シマイサキ1

【この日の釣り情報】
・2004年新日鉄波止、06:30~16:30、小潮、釣果=カレイ4・イイダコ1

【旧暦11月5日釣行記録】
・2006年12月24日、第2埠頭東側、06:20~17:30、中潮、釣果=カレイ13・キス9・カナガシラ1・ハゼ5・マダコ2
・2009年12月20日、中電西側岸壁、06:30~12:00、中潮、釣果=マダコ1・キス4・アイナメ1

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4 コメント

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Unknown (ゴチ)
2013-12-07 22:40:25
八島と聞いて激戦地の屋島と勘違いしてしまいました。 波が有ったようですが島影なら凪いでいたと思われます。魚影が無くてはどうしようもないですね。自然のハマチが食べたかったですね。しかし大きめの鰺も「関アジ」と思えば美味しく頂けます。
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おはようございます (KYU)
2013-12-08 07:45:34
船釣りも甘くはないんですね。
現役引退後にも趣味があるというのはいいことですね。
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to ゴチさん (lennon)
2013-12-08 09:28:14
八島の釣り場は島影に入らず、島の南側になりますのでこの辺りは何時も強風です。私は八島沖での釣行で凪の釣行の記憶が無いほどです。残念でしたが次回に期待です。
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to KYUさん (lennon)
2013-12-08 09:34:32
共通の趣味があれば定期的に出会いますので、健康状態など含めて色々確認できます。
わが社のOBたちは現役引退してから元気になる方が多いようです。
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