第52夜 ハゼの蘊蓄

2007-02-05 22:38:37 | 魚の蘊蓄
2007.2.5

今夜はこれまた最近良く釣れるハゼについて、

ハゼは『鯊』と書きます。冠の沙は水中の砂地という意味がある。水中の砂地に棲む魚からハゼの漢字になったようです。また、ハゼは『馳せ』で、俊敏に水中を馳せることからとも言われます。他には、『魦』や『沙魚』とも書きます。

呼び名は、一般的にはマハゼ。他には、オカンバ、ドンハゼ、カジカ、カワギス、グズ、ハゼクチ、デキハゼ、モミハゼなどなど。

ハゼは2000種以上もいて、250属に分けられ、100属が日本近海に生息しているようです。その内、食用となるのがマハゼ、ヨシノボリ、ドンコ、シロウオです。

ハゼは、北海道から種子島、中国、朝鮮半島に分布している。水底に孔を掘って冬に産卵し、産卵後は死んでしまいます。東京湾のハゼは有名ですが、特に夏の幼魚は食欲旺盛なので、初心者でも沢山釣れます。今は下松公共第2埠頭でも良く釣れます。

脂肪が少なくあっさりして淡白。晩秋から初冬が旬。マハゼは天ぷらが人気。他には吸い物、甘露煮、佃煮、南蛮漬けも美味しいようです。ハゼの卵巣を塩漬けにした塩辛は珍味だとか。昨夜、我が家でも食卓にハゼの天ぷらが出た。
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