第68夜 コノシロの蘊蓄

2007-02-20 22:41:10 | 魚の蘊蓄
2007.2.20

やられましたな。

釣友ブースカにカレイの30cmオーバーの先を越されてしまいました。粘りに粘って納竿間際に大物が来ることって良くあることです。私なんか、納竿間際にボウズを免れたなんてこたあしょっちゅうでしたよ。

その彼がコメントに書いていましたが、サビキにも嵌りそうなんですねえ。私も嘗ては船で佐賀関や祝島、四国周辺にサビキ釣りでよ~く出掛けましたが、あれは釣りではありませんね。重労働の漁ですね。ですから最近では殆んどサビキはやっていません。最近やったと言えば、そうだなあ、笠戸島本浦港でサヨリ釣りをやったくらいかなあ。でも、珠にはアジも良いですねえ。コノシロやボラは要りませんのでアジが釣れたら分けて下さい。

コノシロはニシンの仲間で、江戸前寿司では「コハダ」の名前で親しまれています。コハダと呼ばれるのは10cmくらいのもので、20cmくらいになったものをコノシロと呼びます。

でも、昔は「コノシロを焼く」は「この城を焼く」ともなり、江戸の武士からは忌み嫌われたそうですよ。また、コノシロは焼くと独特の臭いがするので、「焼き場(火葬場)の臭い」と言って好まれませんでした。それから、下級武士の切腹前の食事には必ず焼いたコノシロが出されたとも言いますから、イメージ的には良くない魚ですねえ。百姓の出の我々にはあまり関係ないかも知れませんが、私もあまり好きな魚じゃあないです。

と言うことで、サビキをやるならアジにして下さい。



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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
お久しぶりです わかりますか~? (N井)
2007-02-21 16:35:12
ブログ続いてますね~

私は二ヶ月で挫折してしまいました。

コノシロ…

この城を焼く

なるほど~
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ヒントくださ~い (lennon)
2007-02-21 21:21:49
N井さん・・・誰だか解りません。ただ、思い当たる人物が1人います。三人称単数で言うところの‘彼’ですが、その彼とはもう7~8年会っていませんし、その彼がブログを書くやうな男ではないし、ましてや、私がブログを書いていることも知らないはず。

眠れなくなりそうです。

昔、20の扉という連想ゲームがありましたが、ここは一つヒントを下さい。
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ヒントくださ~いⅡ (lennon)
2007-02-21 23:04:40
N井さん・・・思い当る人がもう1人いました。今度は、三人称単数で言うところの‘彼女’です。彼女とは昔仕事を一緒にしたことがあるかも。雪深い所の住人かなあ。そうでしたら、今後とも宜しく。ブログにどんどん侵入して来て下さい。
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