千一夜第3章第346夜 畑を作ろう その23

2022-08-16 18:20:02 | 百姓仕事

2022.08.16(火)

畑仕事は通常は毎日夕方の5時頃から1時間半程度やるが、畝の造成や一念発起の草取りの時には午後から長い時で5時間程度やる。そのため最近ではまた膝痛がぶり返してきた。程々にせねばとは思うが、やりだしたら一気呵成にやるのが私のやり方である。計画性が無いのでこうなるが、それは植える野菜にも言えることで、昨日まではこの畝にはジャガイモを植えようと思っていても、翌日には植える畝が変わって来るのだ。これからは夏野菜の収穫とともに、秋野菜の準備もしなければならない。頭の中ではあれを植えよう、これを植えようと色々思いつくのだが、数日もすればガラリと様相が変わって来る。実際に植えるまでは確定的なものが無いのが私の畑である。

今回は7月中旬から下旬までの畑仕事の概要を纏めた。
この時季は概ね夏野菜の収穫と畝の再造成、草取りが主体となる。現在の私の身体はほぼ夏野菜で出来ている。

7月16日(土)

連日この程度の収穫がある。当然のことながら全部を自家消費するのは無理である。持って行く暇も気力も無いので、そのため通りすがりの近所の人や、話に来た人などは野菜を持ち帰る嵌めになる。持ち帰られた人は後日大抵何かしらのお返しを持って来られるが、私としてはとても恐縮してしまう。こちらとしては、捨てるのも勿体ないので無理やり押し付けているのだから。近所人はこのブログのことは知らないのでここで書いてもしょうがないが、どうかお返しは不要に願います。

今はナス、オクラが最盛期。自家消費分だけ作ればよさそうなものだが、ついついそれ以上に作ってしまう。それと自分で野菜を作り出したのが昨年からなので、まだ適量というものが解らない。従兄弟で畑の師匠の博ちゃんが広大な農場で野菜を作っているものだから、知らぬ間にその影響も受けているのかも知れない。先日彼が来た時にマクワウリを数個持ち帰らせたが、後日、素人にしては上出来だとお褒めの言葉に肖った。

7月17日(日)

C面④の畝に3号ポットで育苗していたトウモロコシ第3弾の苗7本を移植する。
7月28日にも2本追加で植えたので計9本となる。今回は白いトウモロコシなるものを植えて見た。白いトウモロコシは以前一度だけ食したことがあるが、味は忘れてしまった。覚えていないのだから特別に旨かったということも無いのだろう。

7月20日(水)

2回目の枝豆収穫。やはり枝豆にはビールが合う。市販のものと違い、収穫して直ぐに茹でて食すのだから味も格別である。プロ野球をTV観戦しながら枝豆、ビールは最高である。但し、今年の巨人に限っては全くの期待外れ。だから、枝豆を収穫した時にしかTV観戦をしない。せめてこの時くらいは気分よく食させて欲しいものだ。

オクラを2日収穫しなければ2~5倍の大きさになる。通常は写真下の10㎝未満のものが販売されているようだが、ちょっと収穫しなければぐんぐん伸びて来る。それに葉っぱの色と実が同じ色なので見逃すことも多い。よくよく見なければ見逃す嵌めになるのだ。大きくなったからと言って食べられない訳では無い。私としては大きくても十分に美味である。

7月28日(木)

A面⑥の畝にキャベツの苗を紙ポットのまま11個と3号ポットから4本移植した。紙ポットは土に融けると書いてあるが、師匠の博ちゃんに言わせると、自分もやってみたが融けていなかったと言う。これもプラから紙へのSDGsの一環だろうとは思うが、う~ん、どうすれば良いか。まあ、私も一度はやってみようと思う。
余りに暑いせいか苗がしな垂れているので根付かないかもしれない(この予想は的中した。半分程度が枯れた。予め紙ポットに予備軍を育苗していたので、後日追加で植えることになる)。

C面③の畝に6月29日に移植したトウモロコシ第2弾に髭が出た。
この後、髭の部分に網を掛けたが、虫除けの効果の程は期待していない。それよりも、上に伸びている花を何時切るかが問題だ。花の花粉目掛けて蟻やウジ虫どもがやって来る。ウジ虫はそのままトウモロコシの葉から実の中に入り込んで、甘い実を食べ尽くしていくのだ。第1回目の時にはその実態もあまり良く知らなかったが、十分に思い知らされた。第2弾では失敗せぬようにと思うが、実は真面に出来ていたのは最初の収穫分だけで、後は、トウモロコシの付け根や横からもウジ虫君は入っていた。消毒すれば良いと聞いたが、自家消費なのでそれはやらない。早めの収穫しか手は無いのかも知れない。

7月29日(金)

通路の草取り及びC面の畝の西端の草取りをした。7月中旬からは毎日雑草との戦いである。1週間もすれば最初に抜いた雑草の跡に次の雑草が生えて来る。いたちごっこのようだが致し方なし。
イチゴの2世、3世がまだ沢山あり、草取りの時に7本ポットに移植した。イチゴの苗は夏場が越せるかどうかに掛かっていると博ちゃんは言う。彼の言う通り、苗を90ポット程度作ったが、根付いているのは半分程度である。そのため、時々苗を取っては枯れたポットに移植している。2世、3世と書いているが、イチゴの苗は2世は駄目だそうである。従って3世以降のものを移植することになる。

A面②の畝にはみ出しているマクワウリに立派な実が4個ついている。マクワウリも最初の頃は割れているものが多かったが、7月中旬以降は真面なマクワウリになってきた。暑さが少しは和らいできたのかも知れない。JAの販売所では小さいものでも1個100円、大きいものは300円もする。作る人が少ないせいかも知れない。蔓が畑に拡がるので小さな菜園で作るのは無理がある。私の畑でも両隣の畝に蔓が拡がって、畝の再造成も儘ならぬ状態である。最初は割れ物が多かったせいか失敗したかなと思っていたが、今は順調そのものである。300円クラスのものも多く収穫出来る。3面植えているので今日現在で54個収穫した。

7月30日(土)

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畑のベース基地が雑草に覆われていたが、大まかにではあるが草取りをした。
雑草の畑に出るのは孫等も嫌うので一気にやり遂げた。雑草を抜き去ると随分広くなったような気がするし気持ちも良い。今までは手抜きで、雑草に埋もれて蚊に刺されながらビールなんぞ飲んでいたが、広くなるとゆったりした気分にもなる。それに孫等も畑に来るようになったのが一番である。

パセリに蛾か蝶かの芋虫が群がっていた。先日からパセリの葉のみが、かなり無くなっていたので不審に思っていたところだった。この日はこのままにしたが、翌日は虫捕り籠に15匹程度捕った。毎日水だけは籠の上から撒いていたが、何時の間にか数匹が蛹になっていた。アゲハ蝶のような気がするが、どんな蝶になるのか楽しみである。

毎日の水やりは大変である。駐車場前の用水路でバケツ5個、如雨露3個に水を満たして畑まで運ぶ。このルーティンワークのお蔭で腹の出っ張りがかなり引っ込んだ。脂肪が筋肉に変わったのだ。ルーティンワークだからリバウンドも無い今日この頃である。

【8月16日過去の釣行記録】
・2008年晴海埠頭、09:00~12:00、大潮、釣果=キス22・小メバル、ハゼ多数
・2010年第2埠頭西側、06:30~10:30、小潮、釣果=アイナメ1・キス3
・2011年落港防波堤、06:30~10:0、大潮、釣果=キス3・マダイ1・チダイ1・アオリイカ1

【この日の釣り情報】
・この日の釣り情報はありません。

【旧暦7月19日釣行記録】
・2008年08月19日、徳山築港、06:40~07:25、中潮、釣果=キス15
・2010年08月28日、櫛ヶ浜港防波堤、19:30~22:40、中潮、釣果=メバル3・アジ10・チヌ1
・2013年08月25日、粭島神社前、18:00~20:30、中潮、釣果=アオリイカ20
・2017年09月09日、日石前岸壁、05:50~10:00、中潮、釣果=キス6

http://blog-parts.wmag.net/okitegami/base.php?ser=36906&m=219b56b2lb68fdf326a81

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