千一夜第3章第366夜 釣り日和、カレイ不在

2022-12-10 19:08:33 | サーフ

2022.12.10(土)

昨日を釣行予定にしていたが、風邪が長引き少し熱もあったせいか13時まで寝ていた。今朝は体調もほぼ戻り5時起床、予定順延で5時40分には釣り場に着いた。着いた時には写真左隅に写っているサビキ人が既に竿を出していたが、起き竿にして本人は車中だった。アジ狙いとのことだったが、好調だったアジも4日には終わったらしい。今朝は全くアジが寄り付かずギブアップ気味で車中にて待機していたようだ。
6時半頃だったか、常連のサビキ人がやって来たが、先週はアジが十数匹だったとのことで、11月中の入れ食い釣果を思えば寂しい限りである。今日も満潮時くらいまでやられたが、アジはゼロ、その代わりサヨリを50尾程度は釣ったように見えた。全体的にサヨリは小振りだったが、時々大物も混じっていた。

台船が2台連なっているが、台船と台船の間でサビキをやるサビキ人、これも今や常連か、今日はアジがあまり釣れていなかったようだ。釣れた1尾を見たが余りにも小さい。上記の最初のサビキ人がアジを1尾揚げたがこれは良型だった。しかし1尾だけだった。アジは群れで移動して来るのだから1尾だけというのも不思議だが、手返しが遅すぎたのか、はたまた1尾だけが迷い込んだのか解らない。

今朝は台船に横付けのあけぼの丸が6時10分に出港するというので、6時3分に1本だけあけぼの丸の航路の邪魔にならないポイントに投げた。出港してから残り4本を台船北側にサーフした。今朝は6時10分はまだ朝まずめも始まらない暗闇だった。この時間からサーフすると仕掛けが9割がたアナゴの餌食になる。予想通り、北側にサーフした4本の竿の内2本にアナゴが釣れた。1尾は大型のアナゴだった。私は持ち帰らないが、朝1番に来ていたサビキ人が欲しいと言うので2尾とも進呈した。


私の持ち帰り釣果の最初はマダイだった。30㎝程度と小振りだが何とか刺身に出来そうである。それにしてもマダイは綺麗である。20数年前だったか、近所の人が80㎝オーバーの見事なマダイを釣り、5~6人が集まって食したが、まん丸い木製の盥に入りきらず頭と尾っぽがはみ出ていたが、あのマダイも綺麗だった。マダイは大きくなり過ぎると赤みが薄れてチヌ化するようだが、そんなことはなかった。釣り人も今は故人であるが、何時までも記憶に残っている。

マダイでは無いがキビレも2尾釣れた。1尾はサヨリ釣りのサビキ人に進呈したが、もう1尾はサビキ人がみんな帰ってから釣れたのでリリースした。

8時25分には尺足らずのアイナメが揚がった。ここ最近アイナメを釣っていなかったので返って新鮮に思えた。数年前までは来れば尺クラスのアイナメが釣れていたものだが、近年は滅多に釣れなくなった。15㎝程度の子供は時々釣れるのだが(勿論リリース)、子供が居るのだから親が居ても良さそうなものだが、これが数式通りにいかないのだ。アイナメの煮付けは非常に美味である。特に、梅雨時のアイナメは嫁に食わすなという諺もある。

今日はキスが何時もの倍釣れた。写真の4尾に後で3尾追加したので7尾になった。集中的に釣れるのではなく、時間を置いては釣れるといった塩梅。サイズは大して大きくは無かったが、割合、肉付きが良く太目が多かった。今日の持ち帰りはこのキスとマダイ、アイナメである。全部刺身にしようと思う。

件のサビキ人だが、餌のオキアミをバケツの上のオレンジ色の容器に入れて、サビキの仕掛けを器具に通す。サビキの仕掛けの一番下は籠なので、籠にもオキアミを入れる。そうして竿と籠を両手で持ってラインを器具の中に通すのだ。私はラインにオキアミの匂いを付けているのだろうと思っていたのだが、実は違った。良く聞いてみるとこれは凄いアイテムだった。ラインを器具に通すだけで、サビキの針に自動的に餌が付くのである。サビキ人の後ろで見ている最初のサビキ人がいたく感動して、今から買いに行くと言っていた。これでサヨリをバンバン釣っていたのだから、この器具の実力は目の前で実証されたのである。勿論、器具の実力だけでなく釣り人の実力もあります。ハイ。私はサビキは殆どやらないが、年に1~2度はやることもあるので、この器具を購入しておこうと思う。

私の釣り場から台船方向の写真。私は主にここから台船方向(向こう岸に白っぽい塔のようなものが見えるがその方向)にサーフしてカレイを狙う。尺ガレイが釣れた時に、タモを持ち合わせていない時には下の石段の上に乗せるのである。そのまま引き上げてカレイが抜け落ちたことが数度あるからだ。今日はしっかりタモを用意して行ったが、こういう時にはカレイが釣れない。

「釣れない釣り人は哲学者、釣れた釣り人はただのお調子者」と夢枕獏が言っているが、今日は差し詰め哲学者ということかな。

釣行日:12月10日
旧暦:11月17日
場所:徳山築港
時間:06:03~12:25
天候:晴れ
風 :微風
外気温:6時7℃ 12時16℃
月齢:16.2
潮   :大潮 満潮10:14潮位302cm 干潮03:31潮位18cm
狙い目:カレイ
釣り方:サーフ
餌   :アオムシ・ホンムシ
釣果:マダイ1・キビレ2・キス7・アナゴ2・アイナメ1

【12月10日過去の釣行記録】
・2005年庄の浦港防波堤、16:40~19:30、小潮、釣果=メバル2・カレイ1・アナゴ3・キス3
・2005年大島居守海岸、20:00~22:30、小潮、釣果=メバル4
・2006年笠戸島周辺、07:00~15:00、中潮、船釣り、釣果=ヤズ2・エソ1・メバル2
・2011年笠戸落港防波堤、06:30~12:30、大潮、釣果=ボウズ
・2016年徳山築港、06:40~11:00、中潮、釣果=カレイ・キス・ハゼ・小ダイ・イイダコ・チヌ各1
・2017年徳山築港、07:00~11:00、小潮、釣果=カレイ1・キス2・ハゼ5・イイダコ1・チヌ1

【この日の釣り情報】
・2011年笠戸島周辺、07:00~13:00、大潮、船釣り、釣果=80cmハマチ4、ヤズ20・マゴチ1
・2017年徳山漁協前、早朝、小潮、釣果=33,37㎝カレイ2

【旧暦11月17日釣行記録】
・2007年01月05日、庄の浦港防波堤、06:00~10:00、大潮、釣果=カレイ6
・2007年01月05日、粭島小瀬戸橋、夜、大潮、釣果=小メバル入れ食い
・2007年12月26日、櫛ヶ浜港防波堤、19:30~22:30、大潮、釣果=メバル2・ムラソイ1
・2011年12月11日、櫛ヶ浜港防波堤、18:00~21:00、大潮、釣果=メバル15
・2012年12月29日、第2埠頭東側、06:30~12:20、大潮、釣果=カレイ2
・2018年01月03日、徳山築港、06:50~14:45、大潮、釣果=カレイ2・キス4・ハゼ7・アイナメ1・キビレ1・イイダコ1

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