千一夜第3章第349夜 畑を作ろう その24

2022-09-14 15:15:06 | 百姓仕事

2022.09.14(水)

史上最短の梅雨明け宣言だったが、梅雨明け後に雨が降り梅雨明け宣言撤回、逆に平年よりも3日程度遅い梅雨明けとなった。
幾ら科学や技術が進歩しても自然現象の前には無力であるということだ。自然現象は神の意志ということだろう。

今回は8月初旬から中旬までの畑仕事の概要を纏めた。
この時季は概ね夏野菜の収穫と畝の再造成、草取りが主体となる。現状、A(10畝)、B(6畝)、C(7畝)の3面に畝を23畝造っている。この畝を全て9月中に再造成する積りなので頗る忙しい。膝の調子もあまり良くないので程々にしなければとは思うが、性分なので致し方なし。
私は菜食主義者という訳では無いが、毎日収穫する大量の野菜を自家消費するためには食べ続けなければならない。

8月1日(月)

B面①の畝の草取りをして九条ネギも抜いて畝の再造成に掛かる。2日掛かりの作業となる。
苦土石灰、牛糞、鶏糞を混ぜて均す。明日再造成完了予定である。B面①の畝の九条ネギ(雑草に埋もれて良く解からない)とC面②の抜いた九条ネギをB面①の畝の再造成が完了したら全部移植しようと思うが量が多すぎて無理かも知れない。

B面①の畝を耕していたらケラが出て来た。何十年振りかに見たが、暑いせいかあまり勢いが良くなかった。ケラ(螻蛄・碩鼠)を手に取れば両手で掻き分けて逃れようとするが、その勢いが少し弱かった。この後3匹も出て来たので、結構土の中に巣食っているものと思われる。

マクワウリ3個、ナス2本、オクラ6個、ミニトマト100個収穫。程度の差こそあれ毎日この状況である。今日も孫等が来たが、持って帰ろうとは言わなかった。

8月2日(火)

昨日に続き、10時30分からB面①の畝の造成を始めて11時頃完了、マルチを掛ける。
13時頃まで九条葱の移植をやり休憩をとる。少し昼寝をして16時30分から再開、18時5分完了。B面①とC面②の九条葱は全部移植した。出来ればB面⑤の九条葱もここに移植したいが、今日の移植で根付くかどうか様子を見て決める。

8月4日(木)

紙ポット32個でダイコン育苗、A面②の畝に植える予定だが、まだ畝の再造成をしていない。苗に追われるようにして畝の再造成に取り掛からなければ、なかなか前に進まない。気持ちばかりが先行するのだ。
現状、育苗はセルトレイやポットでして、ある程度成長してから畝に移植するが、どうも今年は順調にはいかない。暑さのせいか、或いは草取りの手間を省くため畝全体にマルチを掛けたのが悪いのか(恐らく畝の中は高温)、移植のタイミングが早過ぎるのか、枯れるものが多い。そのため、移植する苗の予備も同程度作ることになる。試行錯誤してやっているがなかなか上手くいかない。
先日、近所の畑を作っている人と話したが、私が上手くいかなかったという野菜の種類は、その人もやはり上手くいかなかったと言われたので少し安心した。特にイチゴが上手くいかなかったのだが、その人も私同様のようだったし、イチゴ作りが上手いと言われている人もどうも上手くいかなかったようである。こういう話を聞くと、ど素人の私でも私だけじゃなかったんだと安心する。

8月6日(土)

ナス13本、オクラ21個、キュウリ2本、ミニトマト110個、マクワウリ7個収穫。
近所の人が話に来たのでマクワウリ1個進呈した。隣の自転車屋さんにもナス、ミニトマト、オクラ、マクワウリなどを進呈した。押し付ける訳にはいかないが、知り合いに出会えば持って帰ってもらうことにしている。

A面⑥の畝に、7/28ポットから移植したキャベツの苗が、異常な暑さのせいか7本枯れたため、追加で育苗した苗7本を追加移植。まだ2~3本枯れそうなので、また新規に植えるスペースも3本分あるため3号ポット4個に2粒宛キャベツの種を蒔く。どうも育苗、移植が上手くいかない。直植えの方が良いのかもしれない。昨年は全て直植えで失敗は大して無かった。まあいろいろやってみてから今後の方針を決めようと思っている。

8月7日(日)

枝豆収穫。この日は孫等が我が家で夕食を食べて帰るということで、夕飯の食卓に上った。ビールに枝豆、最高の組み合わせだが、「クレしん」じゃないが、子供らは枝豆が好きで私の分は極々僅かしか残っていなかった。枝から捥ぎたての豆は市販のものとは全く味が違う。市販の枝豆でうまい美味いと言っていたのが嘘のようである。

8月8日(月)

A面④の畝、A面③の1/3の畝の再造成が完了。またA面②の畝の草取りもした。後日再造成予定である。順調に畝の再造成は進んでいる。
またA面②の畝の古いマルチを剥がして草取りをした。後日再造成予定。暑くて敵わないので、川で水浴びを5~6回したため、夜は鼻水が止まらなくなった。

ダイコンの種が32ポット中5ポット発芽しないので種を追加した。これも移植が難しそうだ。

8月11日(木)

A面②の畝の再造成が完了、8日から畝造りに掛ったので再造成まで4日掛かった。マルチを掛けるのは1人では困難なので家人に手伝って貰うが、それ以外は全て私1人でやっている。失敗を他人のせいにしたくないので、自己責任に於いてやっている次第である。この畝にはダイコンの苗を移植する予定。

8月14日(日)

 

14時20分から、虫除けの対策をして孫と畑に出た。まずは2番目の孫(3歳2か月)がミニトマトを4つ、マクワウリ1個を収穫した。暑くて汗が出たけどトウモロコシの皮むきが上手になった。

収穫後は納屋で一休み。夕食は3人の孫がトウモロコシばかり食べたので、ご飯があまり食べられなかった。特に一番下の孫(1歳3か月)がトウモロコシ大好物で、身を乗り出して母親に催促する。食べ過ぎてお腹がパンパン状態になった。

8月15日(月)

17時30分からA面②の畝に紙ポットで育苗したダイコンの苗を26本移植した。
紙ポットのまま植えたが、従兄弟で畑の師匠博ちゃんは、紙ポットが融けずに残ったと言う。融けなければどうなるか? 紙ポットで育苗と植え付けが出来れば一番良いのだが・・・SDGsでプラから紙ポットになったと思うのだが・・・。予備に6本の苗もある。枯れた所へ補う予定である。
昨年と今年春にもこの畝にダイコンを植えたので今回が3度目である。春は100本程度植えたが、捨てる方が多かったので確実に消費出来る程度の量にした。

以上が8月中旬までの畑動向でした。何しろ雨が降らないので毎日が水やり、それから秋野菜の準備などで忙しい。
まあ、暑いので釣行しても釣れないだろうし、運動不足を解消するには丁度良いかも知れない。作業後は全身汗まみれ、シャツは搾れば汗が落ちそうである。直ぐにシャワーを浴びて、それから時間を掛けて晩酌である。

【9月14日過去の釣行記録】
・2005年室積普賢寺前堤防、18:00~20:30、若潮、釣果=アジ20
・2007年日石前岸壁、19:20~20:15、中潮、釣果=アオリイカボウズ
・2008年晴海埠頭、19:00~21:30、大潮、釣果=メバル1・アジ2
・2013年洲鼻・落・はなぐり、07:30~11:00、長潮、釣果=アオリイカボウズ
・2018年日石前防波堤、18:00~20:00、中潮、釣果=アオリイカボウズ

【この日の釣り情報】
・2007年粭島神社前、18:00~20:00、中潮、釣果=アオリイカ1

【旧暦8月19日釣行記録】
・2007年09月29日、福川夜市川河口、06:10~10:10、中潮、釣果=キス11・マダイ1・カレイ2・キビレ1
・2010年09月26日、日石前防波堤、17:00~19:00、中潮、釣果=アオリイカボウズ(先人=5杯)

http://blog-parts.wmag.net/okitegami/base.php?ser=36906&m=219b56b2lb68fdf326a81

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