世界変動展望

私の日々思うことを書いたブログです。

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アンドロメダ銀河

2011-03-20 00:00:06 | 物理学・数学

アンドロメダ銀河はアンドロメダ座の方に見える銀河。我々の天の川銀河から最も近い銀河であり、距離は約230万光年。


図 アンドロメダ銀河の写真[1]

アンドロメダ銀河は約1兆個の恒星からなり、直径22~26万光年[2]。我々の天の川銀河は約1000億個の恒星からなり、直径が約8~10万光年なので、アンドロメダ銀河は天の川銀河より少し大きい。

アンドロメダ銀河は肉眼でも観測することができ、964年には既にアブド・アル・ラフマン・アル・スーフィーによって"小さな雲"と記述されている[2]。かつてこの銀河は我々の銀河の中にあると考えられていたが、宇宙が膨張していることを示した有名なハッブルが1923年にケフェイド型変光星を利用し約90万光年(当時)の距離にあり、銀河系外の天体であることが明らかになった。

約230万光年の彼方にあっても肉眼でみえるのだから、星は密集すると大変明るくなるということだろう。人類がアンドロメダ銀河まで行ける日は来るのだろうか?

(作成日:2011-05-10 03:59:17)

参考
[1]ついてるレオさん"Happy Life" 2006.10.2
[2]Wikipedia アンドロメダ銀河 2011.5.10


リング星雲

2011-03-20 00:00:05 | 物理学・数学

こと座にあるリング星雲は惑星状星雲の中で最も有名なものの一つ。約2600光年の距離にある。


図 リング星雲の写真[1]

1779年にフランスのダルキエが口径約3インチの望遠鏡で彗星を観測していて偶然に発見した[2]。星雲の中心には白色矮星が存在し、この星から数千年前に放出されたガスが白色矮星からの紫外線を受けて蛍光灯のように輝いている[2]。

白色矮星は「恒星が核融合反応を停止し、収縮した天体の一種。太陽と同程度の質量を持つ恒星が、赤色巨星の状態から外層部を失った末期の姿。きわめて高温・高密度だが、余熱で輝いているだけなので、長い時間をかけて冷え、黒色矮星となる。[3]」白色矮星は星の晩年の一つだ。黒色矮星はまだ観測されておらず、まだこの段階に至った星はないらしい[4]。

太陽も晩年は白色矮星になるだろう。白色矮星の密度は1cm3あたり約1.4トンで中性子星(1cm3あたり10億トン)やブラックホール(1cm3あたり100億トン、[5])ほどではないにしろ、かなりの高密度。昔、物理学の計算で白色矮星、中性子星の密度を計算したときに、こんな異常な密度の物体があることに驚いた。計算を終えた後信じられなかった。核物質並みかそれ以上の密度を持つ物体が現実の世界に本当に存在するのは驚異的だ[6]。

(作成日:2011-05-10 04:24:17)

参考
[1]Wikipediaの写真 2010.5.10
[2]Wikipedia リング星雲 2010.5.10
[3]白色矮星 大辞泉
[4]黒色矮星 大辞泉
[5]これは太陽質量程度のブラックホールの密度。資料のp28を参照
[6]核物質:核力だけで核子(陽子、中性子など)をくっつけていくことでできる仮想的な物質。非常に高密度。


かに星雲

2011-03-20 00:00:05 | 物理学・数学

おうし座にあるかに星雲は1054年におきた超新星爆発の残骸。地球から約7000光年の距離にある。

図 かに星雲の写真[1]

1054年におきた超新星爆発の残骸とわかるのは、当時の日本や中国の文献に超新星爆発があったことが記されているから。昼間でもはっきりとわかったらしい。それだけ超新星爆発は明るい。鉄より重い元素であるニッケルなどの元素は超新星爆発でできるとされているが、この星雲の観測ではじめてそれが確認されたという。

星雲の中心部にはかにパルサーとよばれる中性子星があり、1969年に発見された。直径は約10km、光度は16等級。1秒間に30回という高速回転をしており、33msの周期で電波やX線を出しているという[2]。可視光も出していて、望遠鏡で観測できるらしい。

中性子星といえば主成分が中性子で非常に高密度な星だ。その密度は1cm3あたり10億トンにもなる[3]。質量は太陽の1~2倍程度だが、半径が約10kmくらい。太陽の半径が約70万kmだから、半径10kmくらいの物体が太陽と同じくらいの重さなのは異常に高密度だとわかるだろう。

オリオン大星雲やばら星雲が星の生まれる状態なら、かに星雲は星の最後の状態だ。超新星爆発で飛び散ったガスは再び収縮し新しい星を生み出すのだろう。非常に長い星の一生は誕生と死の輪廻を繰り返す。そう考えると星の輪廻とは気が遠くなるほど長いものだ。

(作成日:2011-05-10 03:56:49)

参考
[1]壁紙リンク
[2]Wikipedia かに星雲 2011.5.10
[3]中性子星 大辞泉


プレアデス星団(すばる)

2011-03-20 00:00:03 | 物理学・数学

おうし座にあるプレアデス星団は青く美しい星々。日本では昴(すばる)とも呼ばれる。地球から約400光年の距離にある。


図1 プレアデス星団の写真[1]

図2 プレアデス星団の写真[2]

昔は視力検査として、この星が何個まで数えられるか試したという。通常の視力の人は好条件で6,7個の星を観測でき、非常に視力がよい人は25個も数えられたらしい[3]。この星団はばら星雲よりもさらにガスの収縮が進んで星がたくさん生まれた状態で、ほとんどガスは残っていないのがわかる。これらの星々は新しい星々で、年齢は6千万~1億歳程度だという[3]。太陽が確か約50億歳だから、ずいぶん若い星だ。また青白い星なので高温である。

もちろん肉眼ではこんなふうに見えないが、天気がよい日に観測してみるとよい。

(作成日:2011-05-10 03:42:16)

参考
[1]このサイトより
[2]天体写真の世界より
[3]Wikipedia プレアデス星団 2011.5.10


ばら星雲

2011-03-20 00:00:02 | 物理学・数学

いっかくじゅう座にあるばら星雲は赤く美しい星雲。

図1 ばら星雲の写真[1]

図2 ばら星雲の中心の星々[2]

約5000光年の距離にあり、ジョン・フラムスチード(1646~1719)によって発見された[3]。肉眼では見えないが、望遠鏡に干渉フィルターをつけて観測すれば見えるらしい[3]。見ての通りばらの形に似ているのでばら星雲という。中心をみるとガスが薄いのがわかるだろう。これは中心付近のガスが収縮し、恒星となったため。[2]に見える星々は新しい星々である。オリオン大星雲もしばらくすればこの星雲のようにガスが薄れてみえるところが現れるかもしれない。

(作成日:2011-05-10 03:24:13)

参考
[1]AstroArts 2005.11
[2]小さな天文台から 2009.1.11
[3]Wikipedia ばら星雲 2011.5.10