渡辺明三冠がA級順位戦全勝で名人挑戦を決めた。史上4人目。がんばってもらいたい。
久しぶりに横綱大関が復活。力士の方々は皆さんがんばってほしい。
大相撲の世界では、もう太刀山や雷電みたいに無敵と呼ばれる人はもう出ないかもしれない。白鵬は勝っているけど、太刀山や雷電みたいな無敵ぶりじゃないでしょう。現代はもう太刀山、雷電のような勝ち方は無理でしょう。
昔はなぜあんなに勝ててたのだろう?
たぶんまた日本人横綱が出ると思うが、前の稀勢の里のように実力を持たない状態で横綱にすると無様なことになるので、そうならないとよい。
日本将棋連盟は前竜王、前名人を廃止した。20年以上も誰も名乗らなかったので事実上無かったがそれに規則をあわせた形。1998年に前竜王、前名人を名乗っても1年間負けを引きずった形になるので谷川浩司九段が辞退して以来誰もこれらを名乗らなくなった。それが慣習化していた。今後も使われない見通しなので廃止しても実質的な影響はない。それでいいのではないか。
最近はコロナウイルスの集団感染で大きく報じられているダイヤモンドプリンセス号。
そういえばこの人もダイヤモンドプリンセスと呼ばれていた。
世界名作劇場 小公女セーラ より
上のシーンは最終回で、ダイヤモンドプリンセスに返り咲きインドに帰るラストシーン。
私はダイヤモンドプリンセスが報じられて、何か聞いたことがあるなーと思っていたのだが、これの事だった。
渡辺明は最近絶好調だと思う。渡辺明はスマホ不正で大きく非難された2016年頃から調子を落とし、2017年に竜王を奪取され、タイトルホルダーでありながらA級からも陥落した。唯一棋王だけを防衛。渡辺明もショックが大きかったようだ。スマホ不正による大きな非難で調子を悪くしたのかは不明。
しかし、そこから復調し、現在は三冠、1期でA級に返り咲き、現在A級で全勝中、既に名人挑戦を決めている。B1から含めて順位戦20連勝を達成。スマホ不正による大きな非難の後に、これほどの回復を見せるのは素晴らしいと思う。
次の名人戦は豊島将之竜王・名人との対決。現在の最強実力者同士の対戦で、その雌雄を決する対決になる。渡辺明はこれまで実力第一人者と評価されながらも、なぜか今まで名人挑戦者にさえなれず、佐藤天彦、稲葉陽、豊島将之といった後輩たちに抜かれた。今期はようやく名人挑戦。年齢的にも絶対に名人になりたいと思っているだろう。渡辺明の実績から考えると、今の名人挑戦は遅すぎた。
一方豊島将之は高い実績を持ち、はやくから天才と呼ばれながらも、羽生などのベテランの壁のために、なかなかタイトルを取れなかったが、近年にようやくタイトルを獲得しはじめ、現在は大二冠の竜王・名人。まだ一度も防衛を果たしていないのが気になるが、昨年の佐藤天彦との名人戦で若手の第一人者の雌雄を決する対決に勝利し、若手最強の地位を確立したといえるだろう。
現在の実力第一人者は間違いなく渡辺明か豊島将之のどちらかだ。今度の名人戦はその二人の雌雄を決する対決となる。勝利した方がこれから一時代を築くのではないかと思っている。渡辺が勝てば名人を含む四冠となり、渡辺が君臨する時代が少し続くかもしれない。一方、豊島将之が名人を防衛すれば、藤井聡太がタイトルを取り始める頃まで豊島が第一人者として君臨する時代が続くだろう。
今度の名人戦は最強二人の雌雄を決する対決に注目している。
小保方晴子(写し1、写し2、その他1 - 写し1、写し2、その他2-写し1、写し2)らのTissue Engineering論文が撤回された。
撤回公告、
この論文は一度訂正された。しかし、ハーバード大学医科大学院調査委員会は訂正の正確さを確認できなかったとして撤回を求め、著者は撤回に同意した。
この論文は私が最初に解説図を掲載して非常に広く話題が広まってSTAP騒動の契機になってしまった。小保方晴子の博士論文の基礎にもなっていたもので、盗用などを理由に博士号は取消し。当時はC.バカンティが過失を理由に訂正し、早稲田大学の教員有志が撤回相当だと抗議していた。
C.バカンティの訂正は捏造認定と撤回回避のための虚偽訂正で、非常に悪質。しかし、こういう訂正はよくある。不正な大量訂正にもそういう例がいくつかある。
このような不正隠蔽のための虚偽訂正は非常に悪質。他の例としてTによる不正行為をごまかすための書類偽造、Kの捏造等の隠蔽や撤回回避のための虚偽の大量訂正等がある。このような事を行うと非常に悪質と判断され懲戒解雇等になってしまうので絶対にやっていはいけない。TとKの不正を隠蔽するための不正は懲戒解雇の理由となった。
それにしてもこの件は指摘されてから6年経ってようやく撤回。遅すぎる。
松原靖子(Yasuko Matsubara、経歴、1984年頃生、情報処理)元熊本大学先端科学研究部助教、大阪大学産業科学研究所准教授(現在、採用公募?)が二重投稿を行った。櫻井保志(Yasushi Sakurai、経歴、1968年頃生、情報処理)元熊本大学先端科学研究部教授、大阪大学産業科学研究所教授(現在)も関与。
二重投稿の論文は既に撤回になっている。
調査概要によると発生原因は
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A助教は、二重投稿による掲載取消となった和文論文について、先行して発表された英文論文と殆ど同じ図表を用い、内容も直訳に近い文章で執筆されているにも関わらず、引用の記載がなく、参考文献も大幅に少ないなど、論文作成において研究者としてわきまえるべき研究倫理の基礎的知識が欠如していたといわざるを得ない。
また、A助教は、事情聴取において、本学が取り組む研究倫理教育を活用しており、二重投稿を重要な問題として認識し十分注意していたと発言しているが、同時に、既に発表した研究成果であっても、当該論文に、一定程度の差分を加えれば二重投稿には当たらないとの認識を持っていたことが発言から確認できることからも、認識の甘さが伺える。
他方、これまで多く論文を発表していた論文誌の掲載規定を拡大解釈して、学会発表と論文掲載を同一視し、二重投稿にならないと誤った認識をしていたことも要因の1つと考えられる。
これらの問題の根本には、論文誌によって二重投稿の基準が異なるとの理解の下、ごく一部の関係者でのみ通用する運用基準さえクリアすれば問題ないと認識していることや、研究室の主宰者であるB教授による論文指導や共同著者による相互確認が十分徹底されていなかったことも、今回の事態を招いた要因の1つであることは否めない。
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二重投稿について誤った考えをもつ研究者は少なくない。例えば国際会議のプロシーディングスと査読付き論文は二重投稿にならないといった考えで二重投稿を認定され撤回になった事件があった。I元東北大総長事件。
松原靖子の「既に発表した研究成果であっても、当該論文に、一定程度の差分を加えれば二重投稿には当たらないとの認識を持っていた」という理解は准教授として非常に甘いと思う。
もっと酷く驚くべきなのは「学会発表と論文掲載を同一視し、二重投稿にならないと誤った認識をしていた」、「論文誌によって二重投稿の基準が異なるとの理解の下、ごく一部の関係者でのみ通用する運用基準さえクリアすれば問題ないと認識している」というもの。これらは明らかに誤っていて、例えば、ごく一部の関係者でのみ通用する運用基準をクリアしても、投稿した学術誌の基準に違反すれば不正になるなんて当たり前じゃないか!大阪大学准教授になっている者が、このような著しく不適切な認識を持っているのは非常に問題である。松原靖子はなぜこのような認識なのだろうか。
このように大阪大学の教授、准教授になるような者でも、明らかに誤っている不適切な認識を持っている者が存在する。調査概要では「論文作成において研究者としてわきまえるべき研究倫理の基礎的知識が欠如していたといわざるを得ない。」と厳しく断じられたが、このような非常に厳しい評価はやむを得ないだろう。
研究倫理をよくわかっておらず、自分の基準を正しいと判断して、他の者の指摘を非難するケースもある。とにかく白扱いするだけで、いくら客観的な証拠を出しても取り扱おうとしない困ったケースもある。
そういうケースはこのように不正行為の認定と処罰で思い知ってもらうしかないんじゃないかと思う事がある。だって、いくら言っても改善しないんだしねー。
研究倫理の規範をよく学んで遵守する事は大事である。松原靖子、櫻井保志はそれぞれ大阪大学の准教授、教授だが、調査概要のような研究倫理で学生に指導していたら巻き添えを食って甚大な損害が発生するだろう。K、Wらの東大分生研事件事件の続発になってしまう。
大阪大学はBによるOの捏造事件の前科もある(関連1、関連2)。
大阪大学は必ず研究倫理の指導を行って頂きたい。
私は君の名は。を何度も見ている。面白いよね。お互い好きで、大事だって気持ちが残っているけど、お互いの事をどんどん忘れていって、そうなりたくない、相手の事を思い出せない、そんな切なさが感動的。
みなさんはどう思いますか。
そういえば今日はバレンタインデー。日本では主に女性が男性にチョコレートを贈りますが、海外では性別に関係なく好きな人にプレゼントを贈ります。チョコに限りません。
皆さんも今日は好きな人にプレゼントを贈りましょう!
文系の研究不正は盗用が多い。
研究公正の専門家として高名な白楽ロックビル先生(お茶の水女子大学名誉教授)の不正事件一覧によると、文系の捏造、改ざんはかなり少ない。
具体的には
O(国立環境研究所、経済系)の捏造事件(関連1、関連2)、
東京理科大(経営系)の改ざん・盗用事件、
F(東洋英和女子大、宗教学)の捏造事件、
上智大院生(教育系)の捏造、盗用事件、
K(上智大学、教育系)の捏造事件、
くらいだ。そのため文系では盗用だけ気を付ければいいと考える人もいるかもしれない。引用のルールなどを教示する文献がよくある。盗用に関しては、それらを学ぶ事は重要だ。なぜか理系は盗用が少なく、捏造、改ざんが多い。文系は特に教育と経済・経営系の盗用が多い。思えば上の捏造、改ざんも教育、経済・経営系が多い。原因は不明。
文系はたぶん科学的なデータをあまり扱わないので捏造、改ざんが少ないのかもしれない。しかし、経済系などはよく扱うので、実際は捏造、改ざんも多いのかもしれない。生命系と違って数値系のチートが多く、調査者も少ないので発覚していないだけかもしれない。
特にO(国立環境研究所、経済系)の捏造事件(関連1、関連2)などをみると捏造、改ざんの点でも研究倫理の指導は重要ではないかと思う。研究倫理の学習としては事例とともに何が不適切なのかを解説していくのが有効で、たぶん研究倫理の指導でも、よく行われているのではないかと思う。
そういう事を今後行うかは検討中だが、文系、とくに経済・教育系は捏造、改ざんの倫理も侮らない方がいいと思う。
政策研究大学院大学が学位の不正取得を理由に修士(防災政策)を取消した。
学位取消日 2020年1月22日
不正の内容 「修了に必要な書類の発行元に発行履歴を照会した結果、発行履歴が確認できなかったため、正規の文書ではない不正なものと判断した」(大学の概要より)
たぶん政策研究大学院大学で学位取消しは初ではないか。取消し事由の不正は珍しい。たぶん文章を偽造したのだろうが、どのような文章を偽造したのだろうか。理系だと査読付き論文の本数が博士取得の要件になっている事もあるので、受理証明書などを偽造するケースはあるかもしれないが、修士は査読付き論文本数は関係ないだろう。
不正行為者の所属を見ると、外国人向けのコースのようだ。修了生もほぼ全員が外国人。たぶん不正行為者は外国人だろう。
どんな不正かよくわからないので再発防止に役立たないため、もっと詳しく事案を公表すべきだ。
聖マリアンナ医科大学の入試不正は第三者委員会で認められたが、驚いた事に同大は不正を認めようとしない。こういうのは非常に悪質で、もともと不正を認めようとしない機関に対応を求めるのが間違いだ。
同様の事は研究不正でもよく起きている。具体的には東大医学系事件、東北大元総長事件など。
これらは研究機関に対応を任せず、別な公的機関などで調査などを行って、必要な罰則を対象者や機関に与えた方がよい。
毎年、芸能人格付けチェックが放送されGACKTの連勝記録が注目される。この前の放送で62問連続正解を達成したらしい。
仮に正答率を90%とすると、62問連続で正解する確率は0.9 62 ≒ 0.15%。
仮に正答率を95%とすると、62問連続で正解する確率は0.95 62 ≒ 4.2 %。
正答率95%でもかなり高いと思うが、それでもGACKTの連勝はまず起きない。統計的にはGACKTの正答率は非常に高いといえる。
でも、こんなに正答率が高い人っているのか?私は何度も挑戦しているが、結構難しい。正答率なんて9割よりずっと低い。たぶんほとんどの人が同じだろう。長い間に多くの出演者が出てきたが、正答率が95%以上の人はGACKT以外にいないと思う。正答率95%以上の人が、現実的な割合でいるなら、62問連続正解というのもあり得るかもしれないけど・・・。GACKTとその他の出演者では正答率が極端に違う。
それにGACKTの態度は正答率から見ると違和感がある。上の結果から、正答率は100%近いもので、数値の上からはGACKTにとっては簡単で明確に正解を判断できているということだろう。しかし、番組をみると何度も迷っているシーンを見た事がある。それでも結果的には全て正解で、非常に高い正答率を達成しているのだが、迷って選択した問題まで、なぜ非常に高い正答率を達成できるのだろう?態度と数値が合ってないと思う。
例えばセンター試験の英語なら、満点をとれた人にとっては明確にわかる問題が多かったから満点をとれたわけで、迷う問題が何問もあって偶然正解を続けて満点をとれる事はまずない。
GACKTの格付け連勝記録は本物なの?みなさんはどう思いますか?