幸い本ブログは開設当初に比べるとかなり人気が上がってある程度読まれている。基本的な執筆姿勢は良いことも悪いことも信じたとおりを書くということだ。批判的というか悪い内容でも書いているのは、首相をかばう与党議員のように正直な見解と関係なく常に良いことだけ述べていては公平でないし良い言論にならないと思うからだ。
しかし最近はブログの人気上昇にともなってそういう考えを見直すことを検討している。人気が上がるということはそれだけ影響度が大きくなるということだが、批判的な内容で悪影響が出ることは、記事の内容が正当であれば仕方ないと思うが、人気ブログほど記事の正当性に気をつけないといけない。
それにできればどんな読者にも喜んでもらえる記事を書きたいと思っている。他のブログの中にはではできる限り批判的な内容は書かないようにしているところもあるし、そういう執筆姿勢も一つのあり方としていいのではないかと思う。
最近だと東北大学総長の不正、獨協医大の不正、上原亜希子の不正など大学や上原亜希子の悪い姿勢を批判する記事を書いたが、こういう内容は確かに人気はあるようだが、人の役に立つ記事ではあるかもしれないが、読者が喜んだり、楽しくなったりする記事ではないだろう。もともと、そういう類の記事を書く才能が著者にないのが原因かもしれないが、できれば誰にとっても喜ばれるものを書きたいと思う。
批判的なことをわざと言わないというのは、たぶん言論としてはあまりよくないと思うが、喜ばれるにはそれもいいのかもしれない。批評とは関係なく単に数学、物理、法律などの知識を読者に提供するだけなら、悪影響は与えず単に読者に有益なだけで済むかもしれない。そういうのも悪くないだろうか。
今のところ信じたとおりのことを書くという基本方針を変えるつもりはないが、上のような方針転換は検討しようと思う。読者の方で何か要望や意見があれば言ってください。
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追記 2011.11.3
読者から要望はなさそうなので、今までどおり悪評価の内容も信じたとおりを書きます。