世界変動展望

私の日々思うことを書いたブログです。

AbemaTVのCM

2021-06-27 17:31:30 | Weblog

AbemaTVの無料動画をみるとCMがかかる。それはいいが、画質が低い。もっと良い画質にすればいいのに。


美味しんぼと恋愛

2021-06-22 00:57:09 | スポーツ・芸能・文芸

美味しんぼの視聴を続けている。このアニメは恋愛が多い。なかなか面白いじゃないか。夜中にみるとご飯を食べたくなってしまって食べてしまう事がある。体重増と健康には悪いかもしれない。

そういえばダイエットの回で1日2食、サラダだけの回があった。ドレッシングが高カロリー、しかも1日2食だからカロリー摂取量が増えてダイエットに失敗するという回だ。

美味しんぼはノンフィクションらしいのだが、ご飯を美味しく炊くために、米粒一つ一つを選別して同じ大きさにそろえたとか非常に手間のかかる炊き方をした例を見た事がある。ノンフィクションだからやった人がいたのかもしれないが、何度もやるのは手間がかかりすぎて非現実的だ。普通はやる気が起きない。

ご飯にバターと醤油をかけて食べる回もあった。モデルか俳優みたいな美男美女がそんな料理を食べていてお互いに自分は相手にふさわしくないなどと誤解している回だった。あの料理も簡単にできてなかなか美味そうだ。この話も恋愛の回だった。

おせちと花嫁で横綱若吉葉とすみ子さんの恋愛の回もなかなか面白くて何度も見ている。すみ子さんは黒豆みたいな人として描かれていて、外見は地味で他の花嫁候補である金持ちのお嬢さんたちがもつ華やかさやルックスの良さはないが、若吉葉が好きで、心を込めておせち料理を作って、その人柄の良さが光る人だった。黒豆を美味しく美しく作るのはとても手間のかかる作業だ。

ゆう子「おせちではわき役の黒豆でも、こんなにも作る人の心がこもっているんですね。」

まさにすみ子さんはそんな感じの人だ。

若吉葉「私はウチのおせちの黒豆が一番美味しいと思います。オレは子供の頃から母親が黒豆を作るのを見てましたから、豆を美味しく作るのがどんなにたいへんかよくわかります。ウチの黒豆はつやといい味といい最高です。オレはこんな美味しい豆ははじめてです。オレはこんなに美味しく豆を煮る事のできる女の人こそ嫁さんに欲しいと思います。

親方、どうか私をすみ子さんと結婚させてください!お願いします!!」

おかみ「横綱、よくいってくれたね。私がウチのおせちを持ってきたのはお前という男の器量をみるためだったんだ。きらびやかなみてくれに惑わされて本当の良さがわからないようならとても大横綱にはなれっこないからね。すみ子の気持ちは私がよく知っている。喜んでお前の嫁になるだろうよ。そうだね、すみ子。」

すみ子「はい。」

いい話だと思う。すみ子が人柄がよく若吉葉を愛していて心をこめていろいろ助けてくれるのも確かだろう。それが黒豆作りとして表現されているのもわかるが・・・。アニメを見る限り、黒豆を作ったのはすみ子じゃなくて山岡だ。すみ子は見ていただけで、山岡が岡星で作った黒豆を「ありがとうございました。」といってもらっただけではないか。若吉葉はすみ子じゃなくて山岡と結婚しなくちゃいけないね!

でも、若吉葉はもともとすみ子が好きで黒豆はあまり関係なかったかもしれない。おせち料理を作らせて花嫁を決めるなどという審査をしなくても二人が相思相愛なら話ははやく、おかみのいうとおり「あんた(親方)が鈍すぎるんだよ。」というだけだが、相思相愛の二人がなかなか結婚できない展開にしないと恋愛の回としては面白くないという作製側の都合でこのようになった。

それにしても若吉葉という名前は若乃花(初代)と吉葉山をあわせたような名前だ。原作の雁屋哲氏は1941年生まれらしいので子供の頃に活躍した横綱はこの二人かもしれない。栃若時代といってライバルの栃錦と若乃花(初代)が雁屋哲氏くらいの年齢の人には印象的かもしれない。吉葉山は悲運の横綱で、戦争で徴兵され昇進が遅れたばかりか戦争での傷、糖尿病などの大きな病気で昇進が遅れただけでなく横綱になっても一度も優勝できなかった。好角家には有名な話。

美味しんぼは戦前の話も出てくるので雁屋哲氏は1930年代くらいの生まれかと思ったが、たぶん戦前の話は取材で得た情報なのかもしれない。1950年代のとんかつの話も出てきて、たぶん雁屋哲氏が食べた事のある美味しいとんかつをもとにした話だと思うものの、本ブログに情報をくれた人の話では当時は豚は主に魚粉で肥育されていたので、脂身に魚の生臭さがうつり美味しくなく、健康な豚だから美味しいという概念もなかったらしい。美味しんぼはノンフィクションらしいが、実際のところはどうだったのだろう。

私は美味しいものを食べるのはとても好きです。


川合里絵(犬飼里絵、淺野里絵)元愛知学院大の博士取消し!捏造で論文撤回!

2021-06-16 22:59:07 | 社会

川合里絵(一時、犬飼里絵、現在 淺野里絵遅れ無しなら1983年頃生まれ)の博士(歯学)が取り消された。川合里絵が筆頭著者の論文捏造撤回

愛知学院大学は川合里絵を捏造論文について一定の責任を負う者と認定

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(2021.6.22追記)

リトラクションウォッチが川合里絵の博士取消しを報道トップツイッター


山口秀幸 おとわ歯科医院(愛知県豊川市)の博士取消し、捏造等で論文撤回!

2021-06-16 22:55:55 | 社会

山口秀幸(Hideyuki Yamaguchi、遅れなしなら1987年頃生まれおとわ歯科医院(愛知県豊川市)の博士(歯学)が取消された山口秀幸筆頭著者の論文も捏造、改ざんを理由に撤回された

愛知学院大学は筆頭著者として一定の責任を負う者と認定。おとわ歯科医院の紹介で博士を削除した。削除前削除後

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(2021.6.22追記)

リトラクションウォッチが山口秀幸の博士取消しを報道トップツイッター


渡辺明、名人防衛

2021-06-02 00:00:00 | 囲碁・将棋

渡辺明が名人を防衛した。藤井聡太二冠が名人をとるまで防衛するかもしれない。最年少名人の壁として立ちはだかるかもしれない。藤井聡太二冠の独走が始まるかもしれないが、渡辺明は壁としてがんばってもらいたい。


研究機関の問題のセリフ、今ここ・・・第5回

2021-06-01 00:09:10 | 社会

(蚊の流出による不祥事を発表しようとする総長)

三芳修総長「・・・次世代博については最悪の場合中止を覚悟しなければならないかもしれません。しかし人命には代えられないとの判断からです。」
須田理事「これは次世代博にとどまるような話じゃありませんよ。帝都大の信用が地に落ちますよ。そんなことなったら文科省からの交付金が大幅に削減されてしまうかもしれない。しかも場合によったら第三者委員会の調査費用や被害者への賠償がとてつもない事になる。間違いなく帝都大は存続の危機に陥りますよ。」
三芳総長「はい。しかし大学は営利団体ではない。真理探究の場であり教育機関です。その名に恥じない選択をしなければならないと私は思っています。」
須田理事「そんなのはきれいごとだ!総長、どうか現実を見てください!!教育も研究も金がないとどうしよもない。この熾烈な競争を勝ち残っていくことはできないんですよ。そんなことは我々はもう嫌というほど思い知らされてきたじゃないですか。」
三芳総長「はい。」
須田理事「現実を見てください。どうか。」
三芳総長「見ています。」
須田理事「は?」
三芳総長「私は現実を見ています。帝都大学は過ちを犯した。ゆえにしかるべき責任をとらなければならない。これが本当の現実です。」
須田理事「・・・っ・・・」
三芳総長「確かに競争は熾烈です。しかしだからこそ我々はこのまま生き残っていけるとは私にはどうしても思えないのです。なぜなら我々は・・・腐っているからです。皆さんもうお気づきでしょう?我々は組織として腐敗しきっています。不都合な事実を隠蔽し虚偽でその場をしのぎ、それを黙認しあう。何より深刻なのはそんなことを繰り返すうちに我々はお互いを信じあうことも敬いあうこともできなくなってることです。お互いに信頼も敬意も涸れ果てたような組織に熾烈な競争を生き残っていく力などありません。もし本当にそれを望むなら我々は生まれ変わるしかない。どんなに深い傷を負うとしても真(まこと)の現実に立ち向かう力、そしてそれを乗り越える力、そういう本当の力を一から培っていかなけばならない。たった今から。おそらく長く厳しい戦いになる。これはその第一歩です。」

(大学から蚊が流出した事で死者が出るかもしれない不祥事が発生したが蚊を流出させた研究室の教授が証拠になる蚊を処分して隠蔽)

神崎真「とっくに消されてた。」
コウスケ(学生)「じゃあ結局また真実は闇に葬り去るってことっすか。」
神崎「うん。まあそうね。」
コウスケ「はー。」
神崎「ユウナちゃん(学生)はその後(あと)どうなの?」
コウスケ「退院して、もうピンピンしてます。カニとエビも大好きだって言ってました。」
神崎「そっか。なんかそれだけでもよかったよね。」
コウスケ「・・・よくないっすよ。なんもよくないっすよ。だって刺された人の中にはいますよね、絶対、カニとエビのアレルギーの人。その人たちはゆっくり死んでいくんですよね。原因があの時刺された蚊だってことも知らずに。」
神崎「やめようよコウスケ君。若いからってそうやって本当のことをずけずけ言うの。」
コウスケ「だって大学も俺らもその人を見殺しにするってことですよね。たかがイベントのために。」
神崎「たかがとかじゃなくてさ。そこにはたくさんの人たちのお金とか未来とかがかかってるわけでさ。」
コウスケ「でもそのためには何人かは犠牲になってもいいってことなんですか。くそじゃないっすか!そんな社会!!そんなん超くそなんじゃないですかね!!
神崎「だからそうだよ、くそだよ。今気づいたの?世の中っていうのはそういうもんなの。負け組は負けるしかないないし少数派は多数派の犠牲になるしかないんだよ。だから、だから好感度なの。君らはバカにしてるけどさ、このくそ社会に出てみろよ。俺みたいな何の取り柄もない奴は片っ端から忖度しまくって媚びへつらいまくって好感度上げるしか生き残る方法なんかないんだから。愛なんかね・・・愛なんか・・・何の役にも立ちゃしないんだから。」
コウスケ「あ・・・愛?」
神崎「ごめん、何でもない。」

(飲食店のテレビ)

テレビのコメンテーター「先日帝都大学が外来生物の流出を公表しましたよね。あれだって文科省が今後よく考えて対応すべきだと私は思いますよ。誰かの失敗を我々が叩けば叩くほど隠蔽は増えていく。厳しく罰しさえすれば状況が改善するわけでは決してない。問題はそう単純なものではないんです。」

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(NHK 今ここにある危機とぼくの好感度について 第5回)

研究不正の隠蔽など大学や研究所の問題点を扱った社会風刺のドラマで、よく見られたようだ。人事や学位、予算の獲得のために企業や政府に有利な結果を捏造し、研究機関は規則に違反して調査をせず隠蔽し、学術誌や学会も不正な大量訂正を出して隠蔽しそれを黙認しあう。

世界記録捏造の藤井隆善事件は海外からの告発を無視して隠蔽し続けたために、気づけば170報以上の論文が捏造され世界記録になった。腐敗の結果だ。捏造が起きると倫理教育だのいろいろ決まったような事をいうが、根本的な解決にならないため麻酔科学会はまた藤井に続いて上嶋浩順、大嶽浩司らの117報の捏造、改ざんを発生させた

東大医学系は小室一成の不正を隠蔽してから悪い馴れ合いで研究不正を一切認めなくなった。上の今ここ・・・のセリフで言われたような事は現実に何度も起きている。

大学の自浄作用は長期にわたって主張されてきたが何度も同じ過ちが繰り返されるので私は研究機関の腐敗は治らないと思っていて、第三者機関や拘束力のある規則の創設などが必要だと思う。腐敗した機関に調査を担当させてもバカバカしいからだ。

文科省も対応しなさすぎると前から思っている。調査報告書の書き直しなどは要求するらしいが、これほど重大事件や隠蔽などが続いても第三者調査機関や拘束力のある規則を作るなどの対策は一切行ってこなかった。

ディオバン事件の時も厚生労働省や文部科学省は問題をどこかに丸投げしていただけだったこれが研究不正問題が改善しない原因の一つである事はずいぶん前に執筆した

このように書いてみると、今ここ・・・の上のセリフはずいぶん前から私が書いてきた事と共通するものがいくつもあると思う。10年以上何も改善していない気もするが、そろそろ改善してもらいたい。

三芳総長は生まれ変わるしかないと言ったが、今は第三者機関や拘束力のある規則の創設などが現実的だ。