「血の池公園」
こういう物騒な名前の公園が愛知県長久手市に実在する。東名高速ICから愛・地球博記念公園に向かって進んでいくと、東部丘陵線(リニモ)の長久手古戦場駅があり、その近くにある[1]。長久手古戦場とは豊臣秀吉と徳川家康・織田信雄の小牧長久手の戦があった場所の事。
Wikipediaの説明によると、
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小牧・長久手の戦いのとき、徳川家康方の渡辺槍半蔵らが血のついた槍や刀を洗った池があった。この池には「毎年、合戦のあった4月9日に池の水が赤くなる。」という伝説が残り、「血の池」と呼ばれていた。
この池を埋め立て、整備されたのが、「血の池公園」である。かつての「血の池」が名称の由来。現在、池はなく、住民の憩いの場になっている。公園の奥には、「血の池」で武器の洗い物をするときに、武将が鎧を掛けたといわれる「鎧掛けの松」があったという。
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公園には血の池の由来が説明された所がある。
この説明やwikipediaの説明にある「鎧掛けの松」とその説明看板は次のもの。
こんな名称は恐ろしいが、伝説のためだ。この地域は自分たちの歴史や伝説を大切にする所で、歴史や伝説をよく調べて伝えている。よいことだ。名称はその表れの一つかもしれない。
参考
[1]正確な場所はこちら。