原田理英(Rie Harada、堤理英、Rie Tsutsumi、経歴1、経歴2、英語教育)立教大学ランゲージセンター教育講師(英語担当)、元文教大学非常勤講師が論文を盗用し、取り消された。
原田理英は盗用後も姓を変えて立教大の教育講師を続けたが、2020年4月6日時点の立教大の研究者一覧によると情報が削除され退職した。退職時期不明。現所属を確認できない。
原田理英の盗用はほとんど丸パクリに近い悪質なもので倫理意識の欠如が原因と断じられても仕方ないものだった(関連)。文教大学は原田理英の非常勤講師契約を2015年度で打ち切ったものの、立教大では懲戒処分を受けず教育講師を続けていた。しかし大学を去ってしまった。学界から追放されたのかもしれない。
似たような例だとMの事件。Mも盗用を認定され停職3月で済んだのに犯罪者扱いされるのに耐えられなかったのか大学を退職した。現所属を確認できず追放されたといってよい。
Kは研究費不正で停職1月となり、2017年以降の論文を確認できないし、2013年以降は筆頭著者の論文を確認できない。Kは研究者を辞めていないが、研究所内や学界での信用が地に落ちてしまって、蔑視が強く、研究を続けられない状態になっているのかもしれない。おそらく研究以外の事務ばかり行っているのだろう。実質的に研究者としてほとんど死んでいる。
Oは公式の捏造認定と論文撤回を避けられたが、研究不正の問題が浮上してから国立研究所内での信用を落としたのか、ほとんど原著論文を出せていない。国立研究所内での待遇は非常に悪かったと思う。
不正行為を認定されると職に留まれたとしても非常に辛くて退職してしまう人もいるようだ。捏造の認定や論文撤回を避けられてもOのような事例もあるので、隠蔽でごまかしても非常に辛い状態になり、実質的に研究者生命を絶たれることもある。
これまで不当な処分や隠蔽で職に留まる例を数多く見てきたが、その後を調べると職に留まっても犯罪者扱いされ、蔑視に耐えられず退職したり、追放されたり、研究者生命を絶たれる事もよくあるようだ。