世界変動展望

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日本将棋連盟とLPSAの仲直りについて

2013-10-05 00:00:00 | 囲碁・将棋

日本将棋連盟がLPSAに対して事実上の絶縁状を公表したことで2日から大騒ぎになっている。仲直りしてほしいと私は前から思っていたし、そのためにいろいろ提言した[1]。しかし、正直いってしばらく絶縁するのは仕方ないのではないか。今連盟とLPSAが仲直りしようとしても、また同じことの繰り返しになるだろう。LPSAとしては引き抜き工作等様々な連盟の嫌がらせを主張し続けるだろうし、連盟もLPSAからの非難やそれをスポンサーにすら向ける態度で被害を被るリスクを持ち続けることになる。LPSAの対局放棄に大変怒っている青野照市理事などLPSAと協力していくことに強く反対する人は少なくないに違いない。

こんな2団体が一緒に行動してもうまくいくはずがない。絶縁した方がいいだろう。

連盟とLPSAはなんだが男女関係がこじれて絶縁する男女のようだ。

無論、理想的には仲直りした方がいい。こんな破壊的な関係を続けてもいいことは何にもない。しかし仲直りには連盟もLPSAも悪いところを直さないとだめだ。少なくとも今のように相手を否定排除するだけの態度を続けたら仲直りどころか誰にとっても害悪しかない。つくづく思うが、裏切ってよかったね矢内(笑)。

連盟は「現在のLPSAという組織とは一切の契約・交渉をしない」といってるので、将来的に執行部が刷新されて連盟の棋戦を脅かす存在でなくなれば契約・交渉の再開もあるのだろうか。今はそんなことをとても言える雰囲気ではないが。少なくとも石橋、庄田、錦織は執行部から離れないと和解はない。もともと石橋は対局放棄の責任から辞任するのが相当だと思う。こんな連中を執行部にしてたら全構成員が不利益を受ける。

米長時代からのしこりを克服できないLPSAが対局放棄でチャンスをどぶに捨て谷川執行部にも怒りをかってさらに悪くなったというのが現状。連盟の嫌がらせには負けないという精神論だけで強硬に否定排除を続ける女のたどる末路がどのようなものか今後注目する。

繰り返しになるが、今のような否定排除の関係は誰にとっても不利益だ。

大概の問題はコーヒー一杯飲んでいる間に心の中で解決するものだ。あとはそれを実行できるかどうかだ。

いい言葉だと思う。

画像 アンとギルバートの仲直り - 世界名作劇場 「赤毛のアン」 より

男と女が仲直りする日はやってくるか?

参考
[1]例えば、その1(提案)その2(経緯)その3(状況を客観的に理解すべきという指摘)