世界変動展望

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上原亜希子、やはり控訴!- 東北大学歯学研究科データ捏造事件

2012-03-30 00:03:38 | 社会

先月28日に論文のデータを流用したとして懲戒解雇された上原亜希子の解雇無効訴訟に対し仙台地裁は流用はあったとして上原亜希子の請求を棄却する判決を言い渡した[1]。彼女の大上際の悪さを考えると控訴するだろうと思っていたが、本当に控訴したようだ[2]。

河北新報(2012.2.29)より[2]

確かネットでは控訴したというニュースは出ていなかったので控訴したかどうかわからなかったが、井上明久東北大学総長の不正疑惑の追及資料を見ていたら偶然この事件のことを紹介している記事を発見し、読んだら「即日控訴した」と記載されていた[2][3]。仙台地方に関しては詳しくないのでよくわからないが、おそらく河北新報というのは名古屋でいうところの中日新聞と同じで地元紙なのだろう。仙台のニュースに関しては詳しく書いてあるようだ。ただ、先にもいったようにネットではこんな記事見なかったが、ネットに載らない記事もあるということだろう。

それはさておき、予想通りの控訴。本当に大上際が悪い。上原亜希子の代理人弁護士は「予想していない判決で納得できない。実験していないわけはなく、判決の認定は誤りだ。」弁護士も仕事上仕方ないとはいえ嘘を平気でいう。内心は予想してた判決だし、判決の認定は正しいと思っている。弁護士という仕事も辛いな。

とにかくこの問題は確定までまだ数年はかかるだろう。おそらく高裁でも請求が棄却され上告するだろうし、本当に無駄な裁判が長く続くことになる。裁判費用は上原亜希子持ちとはいえ裁判所も余計な仕事を増やされてたいへんだろう。

上原亜希子にとっては次の高裁における裁判が事実上最終的な勝負の機会となる。なぜなら、日本の民事裁判は二審までが事実審で三審は法律審であるため、捏造の有無を争えるのは高裁までだからだ。三審である最高裁は法律解釈や運用の誤り等だけを争う審理なので、ほとんどの民事裁判は事実上二審までで決着する。

上原亜希子は捏造を認めて、せめて裁判所の労力軽減に協力すべきだろう。本当にどこまでいっても大迷惑な人物だ。

参考
[1]世界変動展望 著者:"論文データ捏造の上原亜希子の請求を仙台地裁が棄却!" 世界変動展望 2012.2.29
[2]河北新報 2012.2.29
[3]井上総長の研究不正疑惑の解消を要望する会(フォーラム)、文部科学省における記者会見資料 2012.3.6