ナウい日記

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銀座の景気ウォッチャー調査

2008-12-20 | (世界)(日本)(我が家)経済
ガソリンが、いつのまにかリッター100円を切るお店も出てきたけれど
トヨタが今年2度目の業績下方修正を発表、など本日も不景気極まりない話が多い。

アメリカは物価が下落傾向に・・・もしかしてやがて日本はデフレスパイラル状態に?

数年前だったか
 『デフレからハイパーインフレ』 という本があって
(経済専門書みたいな題なのにマンガだったような・・・)
それで、ど~んと大昔の記憶が蘇ったことが。
 

思い出したのは昔、OLをやっていたときに、ブラジルにいた人の話だ。

経済が不安定なため貨幣価値・物価がコロコロ変わっていたそうだ。
で、一番大変だったのは急激なインフレーションだったらしい。 

お金の価値がどんどん下がるということは、日々の食事の買い物に行くときも
背中には札束を詰めこんだ大きいリュックを背負って行った、なんて
一度はそんな経験をしてみたいような豪快な話題が。

でも物価が高いからちょっと買い物をしただけで、全部使い切ってしまうそうだ。
(正確に言うと、物の値段が騰がったということじゃなく、貨幣価値が下がった)

「レジでお金を数えるのに、すごーく時間が掛かって大変じゃない?」
と庶民の疑問で聞いたら「お札は束で数えるので、それほど時間掛からないわよ」とのこと。

つまり100枚づつ束ねられてるもの
(専門用語で【札束】という=庶民には縁がない単語)
を1束、2束・・・と数えるのだとか。 

だからお札をまとめている、金融機関のロゴなどがついている紙である
帯封(「おびふう」と言う。 一般ピーポーはテレビでしか見たことがないであろう
お札を100枚づつ結束するための幅1cmぐらいの紙テープ)
が緩んでいると(お札を抜いたと疑われ?)突き返されるんだとか。

買い物は優雅なんかではなく、お金の持ち運びが大変なだけだったそうだ。
そんな、ハイパーインフレ de ショッピングが日本でも実現したら大変だ。


画像: こんなご時世に、すごーく景気のいい店「H&M」の洋服。
週末は未だに並ぶそうだ。 レジでじゃなくて入店するのに。(すげー)

私もやっと買えた。 
空いてて買えたんじゃなくて、安かったから買えたのだった。
Tシャツなどは1000円台からあり、ウワサ通り確かにリーズナブルではある。
『安い値段の洋服』ではなく『買える値段の洋服』を売る・・・そうだ。 
わかるような、ややこしいような。

とにかく店内(限定)は好景気に沸く日本という風情だ。


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