原子力文化振興財団から、カレンダー「あーとみっく2007」が届いた。このカレンダーには、孫のCameron君がパソコンで描いた絵が印刷されている、貴重なカレンダーだ。
娘がメールに添付して送って呉れたCameron君の作品が、なかなか面白味のある作品だったので、機会があれば展覧会へ出品しようかと狙っていた。たまたま「原子力に関する電子作品」のコンテスト公募が目に入り、応募した。
4歳の幼児が、パソコンで遊びながら描いた「夜のゆき」の情景だと、添え書きがあったが、応募に際してはコンテストの趣旨に沿って、作品名を「宇宙の核エネルギー」とした。純粋無垢の「夜のゆき」のイメージを改ざんするのは、聊か後ろめたい思いであったが、ニューヨークに向かって「ごめんよ」とそっと呟いた。作品のイメージを、じじの虚庵居士が詩に託して添えた;
小さな殻を脱ぎ捨て
温暖化に喘ぐ地球を飛び出した
孫と宇宙の蒼穹を彷徨えば
無数の星々は煌めき
宇宙を支配する
核反応のエネルギーが見えてくる
高度の文明を誇れども
化石燃料に頼り続ける人類は
絶滅危惧種のNO.1だ
人類の生存を
火の文明
化学反応の文明に委ねていてよいのか
君達よ 目を醒ませ
我々はエネルギー文明の転換点にいるのだ
私達の意思で 私達の手で切り替えよう
エネルギー文明のパラダイムシフトを
核エネルギーの文明こそが
人類を絶滅から救うのだ
航空便で送ったカレンダーは、年末には届くだろうか。
残念ながら入賞は逸したが、応募作品を刷り込んだカレンダーに、5歳になったCameron君はどんな反応をするか、楽しみだ。
柏ではお世話になりました。良いお年をお迎え下さい。
じじのDNAはいざ知らず、されど天才児デス。
この作品を、宇宙に煌めく核エネルギーと星々の「アニメーション仕立」にしたら、素晴らしいと思っていますが、そのテクニックが無いのが残念です。
柏市の講演には態々駆けつけて下さって、しかも聴衆の皆様の拍手の歓迎に、友人としましても鼻高い思いでした。
へぶらいびと様の力作の、新たな展開を期待しております。