「虚庵居士のお遊び」

和歌・エッセー・フォート 心のときめきを

「紅白きそひて」

2006-04-28 00:52:31 | 和歌

 以前にもご紹介したが「うつろ庵」は、比較的新しい住宅街の一画にあるが、狭い敷地の周辺に「フラワーベルト」が設えてある。

 東南の角地の「うつろ庵」の東側には、「白つつじ」を植えてある。長手方向の半分ほどを駐車場にして取り壊したので、道行く人々に残念がられたが・・・。
東隣のお宅は西側に、「赤とピンクのつつじ」を植えて居られるので、道路を挟んで左右が「紅白のつつじ」の対になっていて、道行く人々の眼を愉しませている。両家とも道端に梅を植えているが、「うつろ庵」には濃い紅の「蘇芳梅」が、お隣さんには「緑顎梅」があって、この二本の梅もまた、早春の紅白である。






             花時の雪かと見まがふつつじ花の

             色あせぬ間に とく参られよ









             玉ぼこの道を挟みてみぎひだり

             つつじ咲く道君に見せまし



             しばらくは見まくほしけど魂きはる

             花の命はせむすべもなし



             道挟みあい見る花は焦がるるや

             あやに紅白きそひて咲けば






最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
見事なつつじですね♪ (お~どりん)
2006-04-28 00:32:07
氷砂糖のような・・・ため息が出る程豪華です



いつか実物を拝見したいものです



ご近所の方達は幸せですね。

道路をはさんで紅白のつつじが向えてくれるなんて
床几を置いて・・・   (虚庵)
2006-04-28 01:02:57
この道は殆ど車も通らない道ですので、床几を置いて、花見酒を振舞うというのは如何なものかと、独り悦にいってます。



そぞろ歩きの「お~どりん・グレコリー」ご夫妻も引き込んでの酒盛りは、将に「春宵一刻値千金」でしょうか 
優雅な気分です♪ (お~どりん)
2006-04-28 01:32:36
花見酒だなんて・・・嬉しすぎます



千鳥足になる前に帰宅しますので

ぜひ!ご一緒に



「春宵一刻値千金」虚庵さまに対する私の

気持ちで~す

コメントを投稿